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車を運転してモロッコを縦断した私が伝えたい事

こんばんは、tobifutoです。

本日は車を運転してモロッコを縦断した私が伝えたい事というテーマで記事を書いていきたいと思います。

ルートは次の通りです。

・タンジェ
・シャウエン
・フェズ
・ワルザザート
・マラケシュ

行った時期は5月の初旬のGWに行きました。
昼間は暑いですが、夜は少し冷えましたね。

・道路は半分ないと思え

モロッコはあまり豊かな国ではありません。
この記事を書いている時点でモロッコの通貨であるモロッコディルハムは12.45円/DHです。
道路事情から国力がわかると聞いたことがありますが、確かに道は悪かったです。

下の写真を見てください。

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道路が半分ないんですよね。
この写真では見ずらいかもしれませんが、反対車線も道路欠けてるんです。

すれ違う時はどうするの?という疑問が湧いてくると思いますが、答えは簡単です。

真ん中を走る。

運転し始めはモロッコ道がやべぇ。。。と思いながら日本にいるときのように安全運転なのですが、遠慮しながら運転していると現地人からクラクション鳴らされます。

道路が欠けたところでは勇気を持って真ん中を走ると相手が勝手に避けてくれます。ビビったら負けです。

次の写真を見てください。

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車1台分しか通れない+アスファルトが欠けているような道でこんなトラックが走っています。しかも、めちゃくちゃ遅いのです。

後ろから見てかなり積載しているように見えますが、横から見るとリーゼントのように車の前方にも藁が垂れ下がっていてもっと積載されていました。

ちなみに、モロッコにはほとんど信号がありません。
ロータリーのように回りながら方向転換する仕組みになっていますので、最初は戸惑うかもしれませんが、止まらなくていいので意外と楽です。

・アトラス山脈を越えるには時間がかかる

ワルザザートからマラケシュの間にアトラス山脈がそびえ立っています。

道はくねくねしてます。地図で見るとめちゃくちゃ鋭角なカーブばっかりです。
そのくせ工事ばっかりやっていてでっかいトラックが多くいるので、抜かすことができないのです。
トラックはもちろんものすごく遅いです。

アトラス山脈を越えようと思っている人は2~3時間は余裕を見ても良いかもしれません。

・市街地にはスピードガンを持った警察がいる

モロッコの道はほとんど何にもありません。
しかし、市街地に近づいてくるとポツポツ家らしきものが見えてきます。

市街地に入る直前で警察官がスピードガンを持って取り締まりしていることが良くあります。
私の友人も捕まっていました(笑)罰金で1000円くらい払ったと言っていました。

後ろの車に追い抜かれたと思ってしばらく道を行くとその車が警察に止められていました。
でもその運転手は水を賄賂として渡そうとしていてそんなんで行けるのか!?と思った記憶があります。

・モロッコの思い出を写真で振り返る

・シャウエン

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青の街と呼ばれているシャウエンの写真です。
街全体が青いのかと思っていたら、街の一角が青いという場所でした。
キレイな写真ばかりで街もキレイなんだろうなぁと思うかもしれませんが、鳥を路上で捌いていたりするので、日本では嗅いだことのない臭いとハエの数に圧倒されることでしょう!

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猫もいました。
モロッコではいまだに狂犬病の発症例があります。
野生動物はなるべく触らないようにしましょう。

・フェズ

フェズは町が迷路みたいになっていました。ホテルまでたどり着けなさそうで、小学生くらいの子供が連れて行ってやると言って連れて行ってもらったのですが、急に元締めみたいな子供ヤンキーが出てきてカツアゲされそうになりました(笑)
こっちは男友達4人で行っていたので全拒否して何も出さずに済みましたが、少人数で行く方はこういう輩には気を付けてください。

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この写真はブージュルード門というらしい。
車の旅で疲れていてあんまり感動していなかった気がする。(笑)

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ホテルはキレイでしたが、やはり水回りが微妙でした。
シャワーの排水溝が詰まっていてちゃんと流れないというトラブルが。。。

・サハラ砂漠

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サハラ砂漠といえばラクダツアー!
坂道を降りるときの傾斜で落ちそうになりながら結局誰も落ちずに目的地に着きます。

落ちるのが怖いので腕がパンパンになるほど力を込めて握ってしまいます。

そんなの露知らずラクダはうんちしながら歩いていきます。

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夜はツアーで一緒になった人たちと現地の方の演奏で盛り上がりました。

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寝るときはグループ毎にこんな感じのベッドで眠ります。
意外と快適でした!

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翌日はサハラ砂漠から日の出を拝む。
この時は本当に日本に帰りたくなかった(笑)

・ワルザザート付近

アイット=ベン=ハドゥの集落

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てっぺんまで登って写真を撮ったらなんかエモい写真になった。

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・マラケシュ

ジャマ・エル・フナ広場

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ものすごく賑わっていました。
大道芸のようなことをやってる人がいっぱいいるんですが、カメラを構えると金を請求されるので注意してください。

歩いていると内に店に寄ってかないか?とめちゃくちゃ勧誘されます。
そんなときに使える魔法の言葉があります。

”またあとで!”

ちゃんと日本語の意味の通り相手に伝わりますし、なぜかちゃんと後で来ると信じてくれます(笑)

同じジュースを売ってる別の店の人たちがお互いを罵りあいながらこっちで買ってくれ!という感じで訴えかけてきます。
片方のお店で買うとやーいやーい!うちの店で買ったぞー!みたいな感じで隣の店に自慢したりするので、見ていて面白いです(笑)

最後に

いかがでしたでしょうか。

モロッコを車で観光するときは、日本のように綺麗な道路はほとんどないことや田舎の人よりも運転が荒いことを知ったうえで臨むとよいでしょう。

モロッコ自体はとても楽しい場所でした。
いろんな経験ができるし、日本にはない壮大な景色が見られます。
一方で、あまり豊かではない国でもあるため、現地の方には注意しましょう。ただし、本当に良い人もいるのですべてを警戒しなくても良いかもしれません。


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