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森下翔太が3試合ともヒーローになったから、また書き 始めようと思った【7,26~28 対ドラゴンズ戦○】

今回はちょっとだけ自分の話をさせてほしい。
今年に入ってから、試合noteを迷いながら書くことが増えた。5月になってから余計に迷うようになった。

有り難いことに、この試合noteも多くの人に読んでもらえた。タイガースが日本一になったことも影響しているだろう。優勝した日に書いたnoteは公式に取り上げてもらった。

もっと良いnoteを書きたい。
読んでくれる人に少しでも喜んでもらいたい。
せっかくだから少しでも応援したくなるような内容にしたい。

色んなことを考えれば考えるほど、自分に課すハードルが高くなっていった。もちろん誰かが読んでくれたら良いなと思って始めた部分もあるけれど、始めた頃と比較して「読んでくれる人のために」という気持ちが大きくなっていった。

何か新しい視点を加えられないかと思って、SNSで情報収集をすることも増えた。けれども、色んな人の書き込みを見ているうちに自分の書きたいことがぼやけていった。自分の言いたいことが間違っているんじゃないかと思い込む時間が増えた。
視野が狭くなっていって、試合を見ながらネガティブな感情に支配されるようになった。

「こんな試合で何か書かなきゃいけないのかな」

ハッとさせられた。良いところを探したくて始めたはずの試合noteが、自分にとって義務のようなものになっていた。
こうして僕は、noteの更新をいったん止めた。

オールスターが終わって、ペナントレースの後半戦が始まった。タイガースは後半戦最初のカードを3連勝で飾った。
そして、森下翔太は3試合ともお立ち台に上がった。

1戦目は試合を決める3ランホームラン。
2戦目は初回に先制タイムリー。
そして3戦目は延長10回にサヨナラヒット。

これじゃあウル虎の夏じゃなくて森下翔太の夏じゃないか。

腕を大きく振って、腰がねじ切れちゃいそうなフルスイング。
この3試合を見て、ただただ「森下ってすげえなあ」って思えた。
一言でいえば「勝負強さ」ってことになるんだろうけど、そんな勝負強さを超越するような、もっとすごいものをまとっているような。甲子園に駆けつけたたくさんのお客さんが見守る中で「良い場面で自分に回ってこい」って思える強さが、森下のすごさなのだろう。

森下を見ていたら、「書き残したいな」という気持ちが少し湧いてきた。

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