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ある日の朝、突然にゲホゲホと苦しそうに咳をして、
苦しみながら大切な愛犬がぐったりしました。

大急ぎでかかりつけの病院へ連絡を入れて連れて行きました。

病院へつく前に途絶え途絶えの息が止まったように感じながら、
とにかく病院へ急ぎました。

先生に診察していただきましたが、
「残念ですが亡くなっています」と告げられました。

先生から小型犬は突然亡くなることもあるんですよ。
と伝えられました。が、朝の突然の出来事に心がついていきません。

昨日まで元気だったのに・・・

「なぜ」
「どうして」


愛犬をタオルに大事に包み家に一緒に帰りました。

そして、抱き抱えて泣きました。
ずっとずっと泣きました。


悲しくて、寂しくて意味も理解できず、
ずっと泣きました。


ずっと抱き抱えて、、、
そして少し落ち着き。

その後、お風呂に入れ、湯灌し、綺麗に乾かし、
愛犬専用のベットに寝かせました。

アイスノンと小さなドライアイスを近くに置いて、ゆっくり寝かせました。

声をかけながら、アイスノンを取り替えて、
愛犬に話しながら身体を撫でて、3日程過ごしました。

ずっとそばで、ずっと顔を見て身体を撫でて声をかけて、
心が落ち着くまでお別れの時を過ごしました。

そして、実家のお庭に埋葬しました。

ありがとう

ありがとう

ありがとう。出会ってくれて。


家に来てくれてありがとう。
楽しい時間を一緒に過ごせて幸せだったよ。

とたくさん伝えました。

愛犬は家族同然です。


悲しくて寂しいお別れはとてもいたたまれなくなりますが、
お別れの時間をゆっくり取れたことによって、
心は多少落ち着きました。


また会おうね。


命とのお別れは辛くて悲しいです。


そこに向き合うのにも時間がかかります。


何日経っても、鮮明に思い出し悲しくなり、寂しくなります。


だからこそ、
後悔のないようにお別れの時間を大事に過ごすことが、
大切なのだと思います。

大切な家族、友達、知り合い。
もちろんペットにも。


生きているうちにできることを。


あの時、こうしてればよかった。
あの時、ああしてあげれたらよかった。

あの時・・・


元には戻れない日常に悲しまないように、
生きているうちに伝えたいことを伝え、
やりたいことを全力でやってください。

そして、いつかその時が来たら、
少しの勇気を振り絞って


ありがとう。
いってらっしゃい。
また会おうね。

と伝えてあげてください。


ペット用の棺

今の時代、ペットも人と同様家族の一員として、
お別れの準備や、
心の整理ができるサービスや商品も増えているように
お見受けします。

ペット用の可愛らしいお棺やエンゼルケアと呼ばれるサービス、
メモリアルドレスや肉球や鼻を指紋のように残すものなど
みなさんとペットの思い出を大切にするものがたくさんあります。



動物の命も、人の手で
大切に弔うことができますように・・・








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