リストラうんこ|#爪毛の挑戦状|410字
確かに私は言った。
「気になったカテゴリから選ぶと面白いかも」と。
しかし、このカテゴリから作品が生まれると誰が予想できただろうか。
*
私はこうも言った。
「他の人のお題に被せると面白いかも」と。
しかし、このお題に被せてくる人がこれほど多いと誰が予想できただろうか。
*
もちろん私も同罪だ。
ただ、それは自分の発言に対する責任感からであった。
他の人が追従するなど誰が予想できただろうか。
*
そうして、タイムラインはうんこまみれになった。
もちろん、うんこには一種の魅力がある。普段とは違う層のユーザが”スキ”をしていることからもそれが伺える。需要はあるのだ。
しかし、現状はバランスが崩壊している。多すぎると飽きられる。早急な再構築が必要だ。
*
ある人は言った。
「パンドラの箱を開けてしまった」と。
誰もが思ったはずだ。開けたのは便器の蓋だ、と。
*
起きてしまったことは仕方ない。
我々はすべてを水に流し、スッキリした気持ちで創作活動に戻るのだ。
あとがき
お前が言うな。
Inspired.
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私が言ったこと:
問題のタイムライン:
パンドラの箱を開けた人:
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