忙しい人向けの Explore Packages and Projects with Xcode Playgrounds - #WWDC20

忙しい人向けシリーズの第19弾。

Playgrounds & Swift packages

Xcode 12 で Playground は Swift Package とシームレスに動作するようになった。これは Playground が Xcode の最新のビルドシステムに統合され、パッケージをビルドしてインポートできるようになったため。

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Playground に書かれたコードは実際に実行することもできるため、API ドキュメントやチュートリアルを作成するのに適している。

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Playgrounds & projects

プロジェクトの依存関係として追加した Swift Package でも同様に実行することができる。ただし単独で開いた場合と違い、読み取り専用になるので注意。

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Build Active Scheme」という機能(インスペクタビューの最下部)を有効にすることで、現在のスキーム内のすべてのターゲットが自動的にビルドされ Playground にインポートできる状態になる。これは新しい Playground ではデフォルトで有効になっている。

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またもう一つの大きな変更点として、Playground の完全なビルドログが見られるようになった。

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Playgrounds & resources

Playground が Xcode のビルドシステムに統合されたもう一つの利点として、すべてのリソースが Playground で扱えるようになった。例えば、ここでは Assets カタログが自動的にビルドされ利用できている。

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同様に、機械学習のモデルも扱える。

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まとめ

Playground は最新のビルドシステムに統合された。

Build Active Scheme」オプションは、現在のスキームに含まれる全ターゲットをビルドし、フレームワークや SwiftPackage をインポートできるようにする。これはデフォルトで有効。

Asset カタログなどの全リソースがサポートされ、完全なビルドログも確認できるようになった。

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Next steps

Playground は、実行可能な形式で Swift Package などのドキュメントを作成するのに向いている。また、Playground は新しいアイディアを試したり、ユーティリティ用のコードを素早く書くのにも適している。

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・本記事は公開情報のみに基づいて作成されています。
・要約(意訳)のみなので、詳細はセッション動画をご確認ください。

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