味の宿みち潮 鳥羽で旅館を始めてから現在まで
味の宿みち潮の公式Noteへご訪問いただき、誠にありがとうございます。
まずは宿の紹介をしたいと思います。
1940年(昭和15年)、三重県鳥羽市相差町で梅本家の長男、会長が生まれます。小さい頃、父親が戦死します。
1943年(昭和18年)、同じく三重県鳥羽市相差町で旅館長門屋(服部家)の長女、大女将が生まれます。小さい頃から、旅館を手伝っていました。
会長1歳のころ、自転車が珍しい時代で遊んでいた時に指を切断してしまいます。それがきっかけで自転車屋さんになろうと思い、中学卒業後大阪へ修行に行きました。
一方、大女将は17歳から城崎にて観光海女として働いていました。マーメードとして新聞にも掲載されたこともあるんですよ。その後、結婚が決まったため地元の三重県鳥羽市相差町へ戻ります。
会長22歳、大女将19歳で結婚。結婚当初はとても貧しい生活で寝る間も惜しんで働いていました。
結婚から一年後、長女である現在の女将が生まれます。その後、次女、三女、四人目も女の子ということで旅館を始める決意をしました。
1974年(昭和49年)4人目誕生!
男の子が生まれたら自転車屋を継がせようとしましたが、4人目も女の子だったので、女の子なら旅館を手伝ってくれると思い、1975年(昭和50年)7月に旅館を始めます。
旅館を始めたころ、現在の会長が予約受付やバス運転手をし、大女将は板長と女将をしておりました。
この頃、長女は11歳、次女9歳。三女四女の子守りをしながら旅館のお手伝い。
女将が中学生になると次女とともに板長の活き造りショーに参加。その横でさざえなどを焼いて接客をしていました。
この頃はまだ千鳥ヶ浜周辺に宿が少なく、お客様に恵まれておりました。ついつい予約を取りすぎて、予約が入ってから増築することもありました。1984年(昭和59年)6月、現在のみち潮がOPENします。
最初のみち潮から9年が経ち、1984年(昭和59年)、現在のみち潮へリニューアル!
リニューアルしてまもなく嬉しい出来事がおこります。
現在の女将が21歳の時に結婚!
その翌年、みち潮に初孫が誕生します。
会長44歳、大女将41歳でおじいちゃんおばあちゃん。
3年後、みち潮にとって初めての男の子が誕生。
女将は子育てと旅館の仕事を両立し、毎日忙しい日々が続きます、
孫たちを近所のプールまで連れて行って面倒をみていた会長は孫たちがプールで楽しむ姿を見て、1993年(平成5年)に増築し、みち潮にプールを作りました。
その後、現在の社長と女将は旅先で家族でのんびり入れるようなお風呂があったらいいねと思い、2006年(平成18年)、みち潮に貸切風呂を作りました。
現在はひ孫4人となり、上は36歳~下は18歳までの孫たちは、お盆や年末年始にはみち潮を手伝ってくれたりしています。
海女の町相差町で海の幸を堪能し、自然に癒されのんびりとした時間を過ごしたいかた、ぜひ味の宿みち潮へお越しくださいね。お待ちしております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?