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文学フリマに参加するよ

ちなみにヘッダ画像はニトリで買った攻撃力の高そうな8本組ドライバー。え? 必然性が感じ——意味不かつ初見殺しで激しい暴力性と金遣いの荒さを感じてしまう?

やだなァこんな小市民がそんなモノやあんなモノをポチれるわけないじゃないですかァ僕ァもう心外だなァまったく。

こほん。

表題の通り文学フリマ大阪11に参加します。当然あんなバチクソ路線図アートダンジョンに単凸とかできるようなメンタルではないので、その筋の先輩の方に席を隣合わせに並べていただきました。

それがこちらだ……。


C-18だよ!


どうにも鮮やかさというか字の色に血痕感が払拭しきれないのだがバグではなく仕様です。


以下ハッピーセット。


『ハッピーレクイエム』っていうのと、


『短篇集』っていう短編集。


ハッピーセット、すなわちこの二冊を出す予定です。
自分が売り子になるイベント自体初めてなもので二冊しか用意できんかったんじゃ……これ以上の年貢は……ドナルド君と「ハッピーになれるセット」は商標なのか否かで揉めたので……クッ……!


内容紹介のコーナーに入ります。コーナーじゃなくクランクや一本橋でもいいんだけどね。

『ハッピーレクイエム』

作・装画:煙 亜月
オリジナル小説
B6版 2段組
292p 

<あらすじ>

『わたしはかれを殺し、かれはわたしを救う。これより半年後のことだ』。
 
 誰とも馴れ合わず、無味乾燥なキャンパスライフを送る大学生、朝野聖子。
 聖子の計画は遡ること二年前、父親が宴席帰りの列車内で死亡し、鉄道会社が巨額の和解金を遺族である聖子の母に請求したことに始まる。
 それはクリスチャンの聖子の信仰を打ち砕くに十分すぎるほどであった。

 神など存在しない。もしくは、驚くほどの怠け者なのだ。
 聖子は工学部に入学し、ふつふつとたぎる怒りを込めて勉学を深める。
 わたしは――ヒトクローンを造る。
 神の業を人間の手によって行なえば、神は神でなくなる。もし反対に神の逆鱗に触れたのちに裁きが下り死したとしても、なんら価値も意義もないこの世に未練など残すまい。これにより神の存在を、その意義を問えよう――そう思っていた。

 平松高志に心奪われ、なにもかもを許されるまでは。

 当初、平松は聖子の人生に関わるような人種ではなかった。正反対の人物だった。しかし時間をかけて平松の愛情と、大学オーケストラでの友情が凍り付いた聖子の心を溶かしてゆく。

 平松との愛は、出会って半年の間だけの命だった。その愛に今のわたしがあえて名前をつけるなら、

 ――『奇蹟』だ。

 亡くなった平松高志をこの身体に宿し、わたしは死へと近づこうとする――。


とかいうね! もうね! ね! 面白そうでしょ! 念のため二、三冊買っていきなよ! やすくしとくからさ! え、いくらかって? それはぁ~そのぅ~……



『短篇集』



A6判(文庫判) 
184P カバーイラスト・デザイン・題字・著:煙 亜月

 残業中のほっと一息をつづる「メーカー」
 女子高生剣士のひと夏を描いた「火の構え」
 雨以外の天候が全くない土地の「昔から雨が降っていた」
 猫を轢いたアラサーOLの心情を語る「猫を轢いた」

 などを含む23編を収載した渾身の短篇集。 作者物書き歴の短編・掌編の集大成にして金字塔。 長編がとっつきにくくても一話完結の短篇集ならご安心、むしろ作者は短編の方が得意です。
 
 デザイン、カバーイラスト、題字ほかすべて煙 亜月が手がけ、カバーはすべすべのマットな仕立て、また印刷も高彩度フルカラーを採用し、見てよし、さわってよし、読んでよしの豪華ではないけどきわめて上質な装丁を実現しました。
 
 価格も納得のXXX円。 小型軽量化も実現し、寝っ転がってお読みいただいても腕が疲れません。たぶん。 全23編、倦まず飽きず軽ーくさらっとお読みいただけます。

ハイ。

内容がないような気がしますね。
いいんです。
身を削ってそれをコンテンツと呼び切り売りするのが作家というおしごと。タダで公開するのは笑顔で身銭を切るということ。
ゆえに、
「本が売れなきゃ何にもならないっていいたいんでしょ?」
と思ったそこのインテリチャンネーもしくは激渋イケオジ、

わたしは、

暇つぶしで本を書いている!

なればこそ!

過程! それが! 楽しい!

お金とか名声が欲しければもっとほかの方法もありますし。わたしはいつまでもジャングルジムを登り降りしたいんです。別にてっぺんが好きとかじゃなく、ね。


というわけで初イベです。
既にちびった。



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