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もがいている自分をみせ、引き継ぐ命

こんばんわ。
今日は、感慨深い、無常の喜びがあったことを
書きたいと思います。


今働く場は、
救急です。
私達の使命は、次々と運ばれる
入院を受け入れ、看護すること。
ですが、時にそれが、
負担となり、苦痛となることもある。
その中で、そのとき一緒に共に時間を過ごす
勤務が同じとなる後輩と、
時に交渉したり、
時に厳しく指示したり
時に議論を交わしながら、入院をとり続けています。


 そんな中で、私はどう自分の姿勢を示そうか。。。と
途方に暮れ混乱し考えた経緯がありました。

理由は
リーダーとして、指示をしても
入院を担当してくれない。
言葉では表現しない、後ろ向きな態度を
私自身が感じてしまったからでした。


それは今振り返ると
私自身がスタッフと関係性を持てていなかったこと
私自身の覚悟が足りなかったこと
私自身が自分を信じ切れていず
それがスタッフに空気感伝わっていたこと
だと思います。
でも当時の私は、スタッフに
なぜやってくれないんだろう
もう期待しないから!などと
時に、不満と、疑問を感じながら、
でも一緒に働く一人ひとりをみず、
どうせやってくれない、
そして頼めないそのサイクルを繰り返していました。


だが実際に、
断らず入院をとり続けるストレス、時に緊張は
神経がすり減り、
それを頼まれるスタッフが自分ばかりが苦労していると
想うこともよくわかります。
その場その場で、スタッフ同士が
お互いの、担当患者の重症度、ケア度を把握しあい
その労働量を比較しあうことをしだし、
『なぜあの人は入院をとらないの』
『なぜ私ばかり大変なの』
という、少し非生産的な見方が蔓延していたところが
チームにあったことも否めませんでした。


そんな中で、私は自分の私しかできないリーダーとして
しめす姿勢を以下に決めて実行しました

緊急入院を断らない、この姿勢は、今働く部署の理念であり方針。
それであれば、そこに葛藤を感じる必要はない。
でも嫌だと思いながら、私の指示を受けてもらいたくもない。
それならば、私がリーダーとしてなぜあなたに指示するのか
そこの考えから説明する。それで理解されないならそれまで。
何よりも私自身が
チームで力を合わせて敏速に入室を担当すること、その労力を
いとわないし、ベストを尽くす姿勢を徹底して示し続けよう


そこから、私のもがきながら、行動する、示すことが始まってきます。
自分の姿勢を徹底するとき
ときに、遠目でみられ
試されていることが肌で感じることもあった。
リーダーの私から入院担当をする、
そのときある力を出し切ることで、
できることをする
その姿勢を崩さないスタンスで、もがきながら
やり抜くことをした。


そんな中で少しずつ、少しずつ
スタッフが変わっていた感触があった。
『なぜ私が入院をとらないといけないんですか』
そういっていたスタッフが
自分ができること、役割を与えられ
それが実践でき手ごたえを感じた時
働く姿勢がかわっていったのです。

そして最近かけてくれた後輩の言葉
(私の苗字がトアルとします。)

後輩:『私が入院取ります。とらせてください
    トアルさんは、リーダーの仕事をお願いします』
私 :でも今あなたがもってる担当患者も重症だし、ここは
   私が担当するよ。その次に別の比較的安定した入院患者さんが
   いるから、そちらを担当してほしいな
後輩:『大丈夫です。今回の入院は私がとらしてください。次の
   入院もみんなで受けます。』

私:いや私がもっている患者が軽症だから余力があるから
  私が担当できるよ
後輩:『いや、この重症の入院患者をとらしてください。
   担当したいんです、勉強させてください』


 最終的に後輩に重症患者の入院を任せることにしました
予想した通り、入院後も状態変化があり
後輩の業務量は少し許容範囲を超え
皆で、カバーしあうことになります。
それは、後輩にとって、緊張が強いられ
その勤務の働きも負担が大きかったと思います。


それでも、私は今回は、
彼女に任せることにしました。
なぜなら、彼女の行動と言葉が変化し
自ら挑戦に向かう、力ができていると思ったからです。
出会ったときは、
視線もなぜかあわず、私は、閉ざされている感じもし
自発的な意見はなかったのに、
担当患者の見える問題点に、
気づかないのか気づいてるのかわからないような
行動をしており、私が実践することを
遠目でみるようなスタンスが、
変化しました。
今このときは、困難もプラスに変えられると
思った瞬間でした。


昨日は、強度の違和感、ストレス、嫌だに
私は逃げていいと逃げるも選択だと
お伝えしました。

https://note.com/toarusekitomo/n/n729363d58429

ですが今日は
やり抜くことを選ぶべき瞬間を
経験の中で、感じたことを
記しました。


もし、能力不足かもしれない
私にはふさわしくないかもしれない、自信がない
そう思ってるあなたへ~
それでも私はやりぬきたい、習得したい、挑戦したいと
想ったときは覚悟をきめて、
発信して、行動して、挑戦してみればいい。


そして、指示する立場やリーダーをするときがあり
それが
伝わらない想って、無力感を感じるあなたへ~
それでも伝えたいと思う想いがあったとき
もがき苦しみ行動し続ける
姿勢を示すことで
時間差でいずれそれが、理にかなっていれば
伝わるときもくる、何よりも
自分自身に納得がいく。
だから行動して、もがいていけばいい。
その想いが引き継がれるから。


だから、
自分の気持ちがいける!やるよ!というときは、
挑戦してもがいて、命を生きぬいているあなたに
ありがとうをいわせてください。
そして
私も今日も、もがき、空回り、そしてあきらめず
生き抜いて今日をクリアしたことにありがとう。
今日もがんばったよ
よくやってる
大丈夫だよ。
~おやすみなさい~



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