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登別温泉でコングラボード頂けました。

もう2~3日前の記事かと思ってましたが昨日の記事でした。

まさか昨日の記事でコングラボードもらえるとは思ってなかったのでびっくりしました。

登別温泉は超お勧めですが、その中でも第一滝本館は老舗中の老舗で温泉もすごい!と噂には聞いていたのですが、日帰り入浴料が2000円を超える値段なので行かず仕舞いでしたが、思い切って体験してきた感想の記事でした。

記事でも書きましたが、こんなに広くて綺麗で開放的でいろんな泉質を体験できる日帰り温泉は初めてだったので、本当に感動でした。
ワクワクできる温泉です。

景色も満喫できますし、宿泊していれば露天風呂でお酒やジュースも頂けるのは面白いな、と思いました。

第一滝本館公式サイトのスクショです。
こういうのちょっと憧れますよね。まさか出来るなんて思ってなかったのでびっくりでした。
大浴場から観光名所の地獄谷が良く見えるのもすごかったですね。
凄く広くて浴槽がいくつもあるんですけど、清掃が行き届いている感じの清潔感もありました。
(画像は公式サイトより)
温泉といえば硫黄の香りという感じですが、硫黄泉をはじめ5つの泉質が楽しめました。
(画像は公式サイトより)

日本で湧く温泉は全部で10種類ありますが、
登別温泉ではなんと9種類が湧き出ています。

それだけでも”すごい”ことなのですが、
なんと、当館では5種類もの泉質を体験できます。
実は、登別で1番多くの泉質を有しているのです。

当館には男女合わせて35種類の浴槽があり、
温泉の循環はせず、贅沢に掛け流しをしています。
(源泉温度が高温の為、加水で温度調整をします)

今回は当館で浴槽数が1番多い「硫黄泉」を
当館の温泉ソムリエがご紹介します。

硫黄泉とは
「温泉」と言えば、白濁の湯と硫黄の香り…
そんな”温泉らしい温泉”の1つが、硫黄泉です。

冷え性や疲労回復のような一般適応症の他、
血行促進や動脈硬化等に良いと言われています。
強酸性のため殺菌力も高く、皮膚疾患にも有効。

第一滝本館で楽しむ硫黄泉
当館で硫黄泉が流れる浴槽は、なんと10種。
その中には、贅沢に寝ながら入る”寝湯”の浴槽、
高さ4mから流れ落ちる”打たせ湯”もあります。

温泉ソムリエのワンポイント
実は「硫黄型」と「硫化水素型」の2種類があり、
当館の硫黄泉は「硫化水素型」に分類されます。

当型は皮膚への浸透効果が高く、強い刺激が特徴。
その為、シャワー等「上がり湯」はお忘れずに。

第一滝本館公式サイトより
ぼうしょうせん、と読むそうです。
(画像は公式サイトより)

芒硝泉 とは
「芒硝泉」は「ぼうしょうせん」と読みます。
日本の温泉に多い、無色透明・無味無臭の温泉で、一見普通の温泉に見えますが、含有成分は抜群です。
当館では、硫黄泉よりも酸性が強い温泉です。昔は「きずの湯」と称された程、傷に効きます。
一般適応症、慢性的な皮膚病、冷え性等が適応症です。

温泉ソムリエからのワンポイント

芒硝泉は「硫酸塩泉」に分類されます。
主成分の硫酸泉には、肌の脂分を洗い流す効果や、皮膚に付着し、水分蒸発を抑える効果もあります。
なので、美肌や湯冷め防止にお勧めの泉質です。しかし、肌への刺激も強い、当館一の強酸性。
長湯には気を付け、忘れずに「上がり湯」をしてください。

第一滝本館公式サイトより
酸性緑ばん泉が今回入った中で一番長湯したきたします。
食塩泉ですが、この写真の浴槽の湯は超熱くて修行の様でした(笑)

酸性緑ばん泉 とは
あの温泉特有の香り、硫黄臭の正体です。
ゆで卵の匂いがする遊離硫化水素を豊富に含有。

酸性であるため、皮膚の軟化や角質の溶解、
殺菌力やアトピー性皮膚炎に定評があります。

温泉ソムリエからのワンポイント
当館の酸性緑ばん泉は「単純温泉」に分類されます。
「単純温泉」は、他の泉質に比べて成分が薄い為、
刺激も低く、肌が弱い方も安心してご入浴できます。

第一滝本館で楽しむ酸性緑ばん泉
当館にある酸性緑ばん泉の浴槽数は、全4種。
2つは、露天風呂の片隅にひっそりと佇みます。
名前は金蔵の湯。創業者・滝本金蔵に由来します。

食塩泉 とは

名前の通り、舐めると塩辛いのが「食塩泉」。
ナトリウムイオンの含有量が圧倒的に多く、
硫黄泉が1kg中36mgに対し、食塩泉 は646mg。
その塩分が皮膚を刺激&血行促進を促します。

また、“入浴後の湯冷め知らず”とも称されます。

第一滝本館で楽しむ食塩泉

当館で食塩泉が流れる浴槽は、全部で9つ。

その中には、歩行浴用の浅い浴槽もあります。
温泉と冷水を交互に歩き、更なる血行促進を。

温泉ソムリエからのワンポイント

食塩泉は、「塩化物泉」に分類されます。
”湯冷め知らずの湯”の由来はこの塩分から。
塩分が、皮膚の表面上に膜を張ることで、
水分の蒸発を抑え、体温の低下を防ぎます。
なので、お風呂上り直前に入るのがおすすめです。

第一滝本館公式サイトより
重曹泉ってあまり聞かない感じだったので何度も入りました。
なんとなく汚れが綺麗になる感じ(ただのイメージ)
(画像は公式サイトより)

重曹泉だけ公式サイトで紹介されてないという問題。

炭酸水素塩泉(重曹泉)とは?
重曹泉と呼ばれるだけあってツルツルの肌ざわりが特徴の泉質で、いわゆる「美人の湯」と呼ばれています。

アルカリ性の湯が乳化現象による皮膚の脂肪や分泌物を清浄化する効果があって、入浴後の肌ざわりもサラサラになります。

飲用すると胃酸を中和し、炭酸ガスが胃の働きを活性させる効果があります。

色・香り・味
無色透明のものが多いのですが、茶褐色や薄い黄色のものもあります。重曹の薬臭があるものもあります。

効能
切り傷、火傷、慢性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、アレルギー疾患、リウマチなどに効果があると言われています。

また、飲用では、慢性消化器炎、糖尿病、胃炎、胃潰瘍、痛風、肝臓病などへの効能があると言われています。

日本全国温泉ガイドより

最後に、登別温泉について調べてみました。

登別温泉(のぼりべつおんせん、: Noboribetsu Onsen)は、北海道登別市にある温泉江戸時代から温泉の存在が知られており、明治時代温泉宿が設けられてからは保養地・観光地となった。「にっぽんの温泉100選・総合ランキング」では毎年上位にランクインしている日本有数の温泉地となっている[1]。地名の語源はアイヌ語の「ヌプル・ペツ」(水色の濃い川)に由来している[2]

泉質
自然湧出量は1日1万トン、9種類の泉質、毎分3,000リットル湧き出しており、「温泉のデパート」と呼ばれるほどである[2]。中でも地獄谷は登別温泉最大の源泉エリアになっている。
硫黄泉
食塩泉(塩化物泉
明礬泉含アルミニウム泉
芒硝泉(硫酸塩泉
緑礬泉(含アルミニウム泉)
鉄泉(含鉄泉
酸性鉄泉
重曹泉
ラジウム泉

温泉街
登別駅から約6kmの距離に位置しており、北海道道2号洞爺湖登別線北海道道350号倶多楽湖公園線で通じている。クスリサンベツ川の谷にある温泉街(極楽通り)は飲食店・土産物店のほか、警察(交番)・消防・銀行(信用金庫)・郵便局・病院などがあり、道南バス登別温泉ターミナル付近には公衆浴場「夢元さぎり湯」がある[3]。また、地獄谷にも近接している。四方嶺(クマ山)へは温泉街からのロープウェイで通じており、山上にはのぼりべつクマ牧場がある。

歴史
大昔はアイヌの人々が温泉を薬湯として重宝していたといわれる[4]。江戸時代には最上徳内が『蝦夷草紙』で温泉の存在を以下のように記している。

「ノボリベッという小川有り[注 1]、この川上に温泉湧き出て、流れ来るため白粉と紺青をかきたてるが如し、一日も水底の見ゆることなし。」

1845年弘化2年):松浦武四郎が温泉に立ち寄る[5]
1857年安政4年):近江商人の場所請負人岡田半兵衛が硫黄採取のために道を開き、温泉までの道路改修[5]
1858年(安政5年):岡田半兵衛が旅人や鉱夫の湯治を目的に、湯治止宿小屋設置[5]。滝本金蔵が移住し[5]岡田の許可を受けて湯守となる[6]
1873年(明治6年):岡田半兵衛が、私費で温泉開削[4]
1888年(明治21年):滝本金蔵が「湯もとの滝本」(現・第一滝本館)開業。
1890年明治23年):滝本金蔵が内湯設置(翌年には越冬可能な施設整備)[7]
1891年明治24年):登別—登別温泉間の道路整備[4]
1905年(明治38年):カルルス温泉とともに日露戦争傷病兵の保養地指定。これにより全国に名が知られる[6]

Wikipedia ‐ 登別温泉 ‐

北海道にいらした際は、登別温泉でほっこりしてもらえると嬉しいです。

少し山奥まで足を延すとカルルス温泉があり、こちらの温泉も最高にいい感じの温泉です。

登別に来る手前には白老町の虎杖浜に温泉がいくつかあり、こちらの温泉は登別温泉とは全く違う肌にぬめりを感じるいい感じの温泉で個人的には超お勧めです。


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