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中学生の職場体験発表会と定例会議。

今日は、朝から中学生の職場体験の発表会があるので中学校まで伺って発表を聞いてきました。

職場体験の時の紹介記事はこちらです。

今回の職場体験は、職場体験を受け入れられる企業に対して学校側がランダムで生徒さんを設定して体験に行ってもらう、というシステムだったようで、何も知らなかったので介護現場だけど職場体験に来てくれたらいいねぇ、と職員みんなで楽しみにしていました。

という事で、当日のオリエンテーションでその辺りのいきさつを知って、学生さんにとっては介護現場の見学は期待値低いだろうなぁ・・・なんて思いつつ、せっかく介護現場を見てもらうのだから、少しでも介護の仕事の魅力を感じてもらおうと頑張りました。

職場体験当日は、同意を得られたご利用者様宅に実際に見学に伺い、実際の生活支援の場面での自立支援の取り組み等を見てもらいました。

両サ責からは、介護の仕事や専門性についての話をしてもらったり、自分の介護観っぽい事も伝えてもらいました。

同意を得られた利用者さんの中には、時間的に伺えない方も出てしまって、後でとても残念がられたりしたのは今後の課題かなぁと思いました。

最後に車椅子の操作と乗車体験をしてもらって職場体験は終わりました。

当日の感触は良かったのですが、実際にどんな報告になるのかわからなかったので今日の報告会は単純に楽しみでした。



さてさて、報告会でまず驚いたのが、生徒さんの机の上に一人一台ノートパソコンがあって、おそらくタッチパネルでタブレットのように使用できるタイプを使いこなしている事でした。

それに、パワーポイントによる報告発表だったのですが、これがまた下手な介護職員の報告や発表よりもパワーポイントの作りがしっかりしていて、報告の内容も分かりやすかった事も驚きでした。

あー・・・これは現場で紙で記録とかしてたら絶対無理だ・・・、と思いましたね、正直。

恐らく報告会のパワーポイントのデータも共有ファイル等に保存していて運用されている感じでしたし、報告発表の評価もその場でノートパソコンから記入するので本当に無駄がないわけです。

弊社でも定例会議や研修会の感想・報告書は紙に記載の形式ですが、これは配布している業務用スマホ内で完結できる工夫をした方がいいな、と思いました。

さて、肝心の発表の内容ですが、これもまた素晴らしかったです。

僕らが職場体験の場で伝えていた事をしっかりとまとめてくれていました。
特にメモを取る様子もなかったので、僕らが本当に大事にしているポイントだった、自立支援や本人が出来る事は自分でする、という肝心な部分が報告の中でもフォーカスされていて、介護というのは何でもしてあげる事ではなく奥が深いんだ、というような報告があって本当にうれしかったです。

そして、一番うれしかったのは、やはり介護の仕事に対しては敬遠があったり大変でキツいイメージだったのが、実際の職場を体験してみて、楽しそうだしやりがいがありそうな仕事だったと発表してくれた事が本当にうれしかったです。

このまま自分の夢が見つからなかったら介護士になりたい、というような事も言ってくれて最高でした。夢は見つかって欲しいんだけど。

最後の質疑応答では、聞いていた女生徒さんから、介護の仕事のイメージは大変なイメージだったけど、報告を聞いていて楽しさややりがいがある事を知れてよかった、という感想も出て本当に良かったです。

そうそう、車椅子も実際に操作してみると難しかった事などの報告もあって、その中で車椅子で外出したり一緒に散歩したりするような取り組みにも興味を持ってもらえたような発表だったのも嬉しかったです。

その後、事務所に戻ってプライバシー保護についての研修会と定例会議を実施しました。

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