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今日は暖かい朝でしたが、お昼前頃から暴風雨に見舞われて老人ホームの窓が割れるんでないかと思うくらい激しく雨粒が打ち付けられる音で落ち着きませんでした。
その後は普通の雨模様になりましたが、天気予報だと明日から雪になるみたいで、いよいよ北海道の本格的な冬がやってきそうです。

関西育ちの僕にとって、北海道の夏は天国ですが、冬は毎年死を感じるくらい厳しい季節です。
それに今年は豪雪地に赴任してきましたので、背丈以上の積雪もあるようなので、さっそく防寒防水の上下の装備を購入しました。
万が一、雪に埋まったりしても目立つように、上下オレンジ色で長靴もオレンジ、手袋は黄色というスペシャルコーディネートです。

これから過酷な北海道の雪事情も紹介できればと思います。

さてさて、今日は落ち着いた一日でした。
やはり土日は電話がほとんど鳴らないので、ワンオペであっても余裕がありました。
今日から個浴室が解放されましたので、陽性者以外の方は自由に利用できるようになり、久しぶりのお風呂に入居者さんも喜んでおられました。

陽性になった方は、あと少し(11/30)までの辛抱ですが、みなさんあと4日だね、と頑張ってくれそうな感じです。

早くデイサービスに行きたいよ、とか散歩に出かけたいとか本当に切実な想いを受け止めながら、これ以上の感染拡大のリスクを避けるためにも、なんとしても当初予定の11/30で終息させねば、という想いで館内の消毒作業や陽性者の方の対応をしていました。

個人的には、事務仕事とか経営課題を数字や資料から分析したりして会議の資料とか学習資料とか作ったり、人事の書類とか整理したりしているよりも、こうして現場で関わる事は本当に楽しいですね。
コロナ陽性者が出てからの1~2週間しかまだ関わっていませんが、久しぶりに高齢の方や認知症の方と接する事で、やっぱり自分はこうして現場でコミュニケーションをとって色々と対応している方が性に合っているなぁと実感しました。

さて、今日はちょっと自分の体に負った傷についての報告です。

以前、左手の小指を車のドアに挟んで爪が横に避けた記事を書きました。

こちらの記事で、爪について調べた上で、割れた爪ははがさない方がいいと学びました。

今日は、その後の爪の状態について報告です。

受傷したのが10/23ですので、今日で約1カ月経過しています。
当初は、爪の割れ目から出血がありましたが、それは3~4日で落ち着きました。
その後、若干の熱感を感じたので化膿してはいけないと思って、市販のドルマイシン軟膏を購入して毎晩塗布して保護して寝ていると、こちらも3~4日で腫れ感はなくなりました。

その後は特に保護する事もせずに経過してきましたが、徐々に爪の亀裂が狭くなっていき、今ではぴったりと引っ付いています。
触れると裂け目にそって段差を感じますが、違和感はありません。

当初、爪の亀裂は爪の根本から約2mmくらいの所で真横に入っていたんですが、一カ月経過した今は、爪の中央よりもやや爪先側まで移動しています。

いやぁ、不思議ですね。
僕はてっきり新しい爪が伸びすすむ内に裂け目から捲れあがって剥がれてしまうのではないかと不安だったのですが、今のところはそういう兆しはなくて一体的な爪として伸びているような感じです。

ただ、少しだけ爪の左側が亀裂から爪先にかけて浮いてきているような感じもありますので、もしかしたらどこかのタイミングで剥がれるのかもしれません。痛いのはやだなぁ・・・なんてちょっと心配です。

そして今度は右手の人差し指なんですけど、こちらは火傷をしてしまいまいた。先週の日曜日だったんで、今日で6日目になります。

うっかり熱くなった部分を触ってしまってすぐに冷やしたのですが、火傷の部分が真っ白になっていて、少しへこんでいるような状態でした。1㎝くらいの長さで幅は5mm程度の火傷でした。
すぐに長時間冷水にさらしていたので、痛みはほとんどなかったのですが、白くなった幹部は固まったように固い状態でした。
しばらくすると痛みが戻ってくるので、定期的に冷やしていました。

その後、火傷には温泉がいいかも・・・と思って、近くの温泉にも入りました。

さすがに温泉に最初につけた時は痛かったですが、たぶん温泉が火傷に効く、と勝手に思っていたので、痛みに耐えながらしばらく使っていると、不思議と痛みは感じなくなりました。
温泉から上がった後も、気になるような痛みを感じるような事はなくなりました。

翌日も特に痛みはなく、幹部は白いままで固く、少しへこんだような状態でした。

2日目くらいから幹部が膨らんできて、3日目くらいには膨らんだ幹部の表面が少しだけ透けるような感じで白さが減っていきました。

4日目も幹部は膨らみ、徐々に白色が薄くなっていきます。
5日目(昨日)には、もう普通の水ぶくれみたいな状態で膨らみはパンパンでした。

そして今日ですが、朝起きると患部の水ぶくれが少ししぼんでいて、やや水ぶくれの透明感もなくなってきています。
このまま水が引いたらそのまま皮膚になりそうな勢いです。

不思議なのが、火傷したので白く固くなっていた患部は細胞が死んでいるのでどうにもならないと思っていたのですが、徐々に体内の水分によって元の皮膚に戻っているような感じに見えた事です。
たぶん細胞自体は入れ替わっているのだろうとは思いますが、こういう治癒の仕組みって不思議だなぁ・・・としみじみと思いました。

切り傷とか擦り傷とかなら、血小板が傷口を塞いでそこから徐々に再生していく、というのはなんとなくわかるんですけど、火傷の場合はこうして治す仕組みが備わっているという事ですもんね。

いやはや人体というのは本当に不思議ですね。
せっかくなので火傷についてちょっと調べてみました。

やけど(火傷)とは熱湯や火、高温の金属などに触れることで皮膚や粘膜が損傷を起こした状態のことです。これらの熱によるやけどのほか、電気や化学物質によるやけどもあり、いずれも応急処置が非常に重要となります。

ヒロクリニック形成外科・皮膚科

火傷では応急処置が非常に重要との事です。
僕は、とにかく冷やせと教わっていたので、冷たくて逆に痛くなるくらい冷水で冷やしました。

やけどの深度とそれぞれの症状
●Ⅰ度(1度)
表皮層までの損傷:
軽度のひりつきや赤みが生じる。数日間で痛みは治まる。やけどが跡に残ることは少ない。

●Ⅱ度(2度)
真皮層までの損傷:
真皮浅層までの損傷であれば痛み・ひりつき・水ぶくれとなり、感染がない場合は跡に残らないことも。真皮深層までの損傷であれば治癒まで1ヶ月以上の時間を要し、ケロイド状に跡が残る。

●Ⅲ度(3度)
皮下組織および筋肉・神経・血管までの損傷:
神経損傷のため無痛、血管損傷により患部が蝋のように白い、または炭化により黒くなる。皮膚組織が壊死するため自然治癒(皮膚の自己再生)はなく、皮膚移植による治療がおこなわれる。

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僕の火傷はⅡ度でしょうか、水ぶくれになりました。
ひどいと一カ月くらいかかりそうなんで、僕の場合は軽傷っぽいですね。

日常生活で起こるやけどには、応急処置が重要となります。一刻も早く流水で冷やし、やけどの悪化を食い止めましょう。衣服の上から熱源が触れ、やけどを生じた場合は衣服の上から流水で冷やすことが大切です。やけどが生じた部位によって異なりますが、15〜30分程度は冷やし続け、冷やしていないと痛い、また痛みが治まらないようであれば病院で治療をおこないましょう。なお、病院へ行くまえに市販の薬(塗り薬)などの使用は、診察や治療の妨げとなるため避けてください。

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服の上から火傷した場合は、そのまま服の上から流水を流すのがいいみたいです。

僕の場合は、火傷した患部を5分程度冷やすのを5回くらい繰り返しましたね、どうしても痛みが戻ってくるのである程度痛みが戻らなくなるまで繰り返しました。
痛みが取れない場合は受診する。薬は塗らない。重要なポイントですね。

高温やけどと同様に低温やけどにも注意が必要です。低温やけどとは、発熱カイロや湯たんぽなど比較的低温(40〜50℃)なものに長時間、接触することで生じるやけどのことです。低温やけどは高温やけどと異なり自覚症状に乏しく、気づいた時には真皮層や皮下組織までを損傷しているケースも少なくありません。

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低温火傷はお年寄りに多いので、カイロや電気毛布とか使っている方は要注意です。

やけどの痛みは、やけどの深度(状態)によって異なります。表皮層までのやけどであれば数日程度、ヒリヒリとした赤みをともなう痛みが続くでしょう。

真皮浅層までのやけどは1〜2週間程度、真皮深層までのやけどであれば強い痛みが1ヶ月程度は続き、「痛みで寝れない」といったケースも多く見られます。この時、湿布や冷却シートなどで、やけど患部を直接保冷することは悪化を招く恐れがあるため避けてください。

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僕の場合は痛みは翌日にはほとんど消えていたので軽い火傷だったみたいで良かったです。
あまり痛みが取れない場合には、かえって冷やしたりしない方がいいみたいですね。

真皮層までのやけどは水ぶくれをともなうケースがほとんどです。水ぶくれとは医療用語では水疱(すいほう)といわれ、皮膚刺激や組織損傷により表皮下(もしくは表皮中)に、たんぱく質の混ざった水分が溜まり膨らんだ状態を表します。細菌感染を予防するためにも、水ぶくれが生じた際は無理に潰すことのないよう注意しましょう。

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僕の場合は、結構ぷっくりと膨れたので破れないか心配でしたが、今はヘロヘロになってしぼんでいます。
ちょっと膨らみは感じますが、このまま治っていくのでしょうか。

万が一、水ぶくれが破れてしまった場合は、清潔なガーゼで染み出す液体を優しく抑えましょう。液体が入っていた水ぶくれの皮は無理に剥がさず、ワセリンを塗布した後キッチン用ラップで保護し、すみやかに病院で治療をおこないます。なお、破れた水ぶくれ部位にガーゼや絆創膏を使用すると、張り替えの際に皮膚がむけることもあるため、ラップによる応急処置が推奨されています。

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水ぶくれが破れたら受診した方がよさそうですね。
個人的にもこの水ぶくれには不思議な治癒の素が入ってそうで大事に観察していました。実際、焼け死んだと思っていた皮膚が元に戻っていくので不思議です。

細菌感染により損傷部位の治癒も遅れるため、水ぶくれをともなうやけどは必ず、病院での治療が必要です。

やけどの際、アロエ(多肉植物)を使用する民間療法も多く見られます。しかしアロエによるやけど治療は細菌感染の可能性が非常に高いことから使用は避け、すみやかに医師の診察・治療を受けましょう。

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すみません、受診してませんでした・・・。

昔、怪我したりした時はおばあちゃんがアロエを塗ってくれましたが実はよくなかったみたいですね。

10年以上経過した古いやけど跡から悪性皮膚腫瘍(皮膚上皮がん)が発生することがあります。出血や盛り上がりなど、皮膚の異常に気がついた場合は必ず皮膚科を受診しましょう。

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古い火傷の後からがんになる事もあるみたいなので、皮膚の異常がある場合は受診した方がよさそうですね。

今回は、爪が割れても引っ付いていくし、火傷はうまく治っていくし、人間の体って不思議だなぁ・・・と思った記事でした。








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