訪問介護では生産性向上委員会の設置は求められていませんが、逆になんで訪問介護に生産性向上の委員会は不必要なんだろう・・・なんて疑問も思い浮かびましたが、とりあえず仕事が増えなくてよかった・・・と思っています。
しかし、生産性向上って委員会つくらないと進まないものなんでしょうかねぇ・・・。
さらっと記載されていますが、委員会の中で検討が求められる内容は結構えげつないです。
委員会以外にも年に一度は厚労省に効果測定データ等を提出しないといけないので、それだけで相当な手間と労力がかかると思いますが、その上で委員会を開催せよ、それには(1)~(4)の事項を検討せよ、という事です。
開催は3か月に1回の頻度が示されていますね。
3か月に1回以上なので、ここ要注意ですね。
(1)~(4)の必要な事項について検討ですから、全部やらなくてよさそうですねど、内容については把握しておかないといけません。
えーっと、多すぎませんかね。まだ最初の(1)ですよ。
実際に導入している機器で対応している項目を検討すればよさそうな感じですね。
事故やヒヤリハットの項目もあるので、このあたりリスクマネジメント委員会と重複しそう。うまく処理しないと同じ事を別の委員会で検討するなんて事にもなりそうです。
アンケート調査とヒヤリングをする、という事で、ここでも仕事増えますね。更に①~③の内容について角煮んして検討して人員配置や処遇の改善の検討が行われる事、と記載があるので、これは一定レベル以上の役職者の集まりでないと難しいんじゃないかなぁ。
業務改善委員会とかあれば、そこで検討してもよさそうですが、これはこれで生産性向上の委員会で検討せよ、という事なのでややこしい。
これはまぁ普通に実施する事なんでしょうけど、さすがに3か月に1回の頻度では多すぎると思うので、1年の間に4回開催される生産性向上の委員会で1回やればよさそうですね。
そっか、年4回の頻度の開催を求めているから(1)~(4)の4つの項目にしたのかな。各項目について、それぞれ年に1回検討すれば良さそうですね。
メーカーの担当者に来てもらって、いろんなデモや実践の工夫とか、他事業所での活用実例など実演とかしてもらえると面白いかもですね。
この四つ目の項目必要なのかなぁ・・・。
とりあえず研修しなさいよ、という事ですねぇ。
しかし、ヒヤリハットというキーワードが結構でてきますね。
基本的に完成されたシステムを導入するわけですから、導入する機器のマニュアルがあるはずなので、マニュアルに沿って対応すれば基本的にヒヤリハットは発生しなさそうですけど、現場レベルでのリスクへの気づきを拾い上げる為の工夫かなぁ。システム開発している企業側がコストや時間をかけて問組んだり調査したりすべき課題のように感じるのは僕だけでしょうかね。
介護現場は、機器導入の費用等を支払った上で改善に有用なデータを無償で企業に提供する仕組みのように見えてしまうんですけど。
厚労省の通知分には、3か月に1回以上と明記されているのですが、もしかして古いデータなのかなぁ・・・。もしかして別の資料を引用してしまったかも???
委員会が形骸化することのないよう留意・・・と言われましても・・・。
あ、やっぱりリスクマネジメント委員会とかと一緒に開催してもよさそうな感じですね。
議事録には生産性向上委員会の議題として、という内容を明記しておいた方が無難ですね。
三年後に義務化で現状では経過措置ですが、どうせやるんならBCPとか虐待とかもやらないといけないこの時期に一気に開催して慣れて置いた方がよさそうな気もします。
負担軽減かぁ・・・確実に余計な仕事が増えてそうな気がする。
しかもおそらくリーダー層とかの負担になりそうですね。
ちなみに、この引用部分が年に一度、厚労省に提出するデータの内容です。
とんでもない負担増にしか見えないんですけどねぇ・・・。
計測と評価がそれなりに細かく設定されているので、しっかり報告内容をイメージした上で調査・計測・記録の手順を踏まないと余計な仕事がどんどん増えてしまいそうな感じがします。
あー・・・しかし、引用のこれって加算要件だったので委員会必置の要件とは別なのかもしれませんね。
ここまで苦労して加算とるメリットは少なそうなので、必要最低限の委員会で済ませておくのが無難なのかなぁ。