eスポーツで介護予防へ 武雄市で「シルバー教室」スタート・・・という記事の紹介です。

武雄市は、eスポーツを活用した高齢者の介護予防事業を始めた。地域のお年寄りが参加する「シルバーeスポーツ教室」が7日、同市武内町の武内公民館ほほえみ館でスタートし、67歳から86歳までの22人がゲームを楽しんだ。来年3月まで、市内各町で実施する。

佐賀新聞

こういう取り組みがいいですよね。
介護予防の体操教室とかいろいろな取り組みや実践は各地域で広がっていますが、なんというかお堅い感じなんですよね。・・・まぁ仕方ないけど。

でも、こういうゲームとか活用するのは個人的にはとてもいいと思っています。
テレビゲームで育ってきた世代だからというのもあるとは思うのですが、実際にゲームはいろんな機能を活用できるので、介護予防とか認知症予防の効果があったりするんではないかと思っていますし、こういう取り組みのように実際に集ってゲームを楽しむ、そこで生まれる交流の輪や繋がりってすごく大事だと思うんですよね。

記事ではゲームですけど、最近流行ってきている麻雀や囲碁将棋とかでも良いですよね。
何か楽しい事を誰かと楽しむ。
介護予防とか認知症予防というのが前面に出るのではなくて、集まって遊ぼうよ、楽しもうよ、というごく当たり前の集いの場というのが重要なんだと思っています。

ファミコン世代だったという小松政市長も会場を訪れ、「勝っても負けても楽しんだ人が勝ち。孫や近所の人と楽しむ機会が増えるように、この教室を大いに利用してほしい」とあいさつ。

佐賀新聞

いまならネットで全世界の人と同じゲームをプレイできる環境もあるので、活用次第でいろんな交流の可能性がありますよね。

遠方のお孫さんとゲームを楽しむ、というのも良さそうです。

佐賀市内のeスポーツ運営会社の担当者が、コントローラーを指先で操作することが脳の活性化と認知機能低下防止に効果があることを説明した。

佐賀新聞

こういう効果も当然期待できますし、集った人たちの間での交流などによりさまざまな相乗効果が生まれる可能性もありますよね。

車の運転とパズル合わせのゲームが用意され、参加者は興味のあるゲーム機の前に座り操作を楽しんだ。小松市長とパズル合わせで対戦した戸野妙子さん(73)は「市長は上手なので負けました」と悔しがり、「ゲームはたまに孫とやるくらいで、あまり経験がない。スカットボールをしているので、同じように楽しめるようになるといい」と話した。

佐賀新聞

市長さんと一緒に遊べるというのもいいアイデアですね。
いろんな世代の人が集まって一緒に遊べる場所ができれば、そこで新しい可能性が拡がるはずです。

・・・スカットボールってなんだ???

公式HPより引用

スカットボールって知らなかったんですけど、結構楽しそう!

市健康課の西山丈晴課長は「高齢者の脳の処理速度向上と維持のほか、子どもたちなど多世代との交流も目指している」と事業の狙いを説明した。教室は市内在住の65歳以上の人なら誰でも無料で参加できる。

佐賀新聞

こんなんでいいんですよ、こういうのがどんどん広がって欲しいです。

ちなみに、高齢者のeスポーツチームが一時期話題になりましたね。

「マタギスナイパーズ」は、2021年9月21日発足した「日本初」の「シニアeスポーツチーム」です。

「孫にも一目置かれる存在」をスローガンに、発足以来変わらずプロプレイヤーを目指し、活動を続けています。

65歳以上を対象に選手を募集し、現在はジュニア選手(60~64歳)も含め、平均年齢は67歳!(2023年2月現在)

日本のどこよりも急速に「高齢化」の進む秋田県。
「高齢化」という言葉のもつマイナスのエネルギーをプラスに転じる方法の一つとして、高齢者が日本一元気な県を目指そうと、マタギスナイパーズのプロジェクトが生まれました。

古くから秋田県に根付いている「マタギ」の文化と、近年の秋田県を支え続けてきた「65歳以上」の皆さんを、新たなジャンルである「eスポーツ」で結び付け、
新鮮なムーブメントと世代横断型のコミュニティの形成を目指しています。

勇退後の新しい夢を追いかける選手のたちを応援してくださると嬉しいです。

マタギスナイパーズ

取り組みの姿勢が遊びのレベルを超えて本当にプロですよね。
これはこれで凄いし、こういうのもどんどん広がるといいですね。

高齢者という事ですけど、結構若い世代の方が多いみたいですが、こういうの介護施設でも取り入れたら面白そうだなぁと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?