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助け合いの世界。

自宅アパートと勤務先の雪かきがあるので毎日早起きして雪かきをする生活を続けていますが、改めて思うのは、もっと早い時間から道路とかを雪かきしてくれている業者の皆さんに、本当にありがとうございます、と思います。

どういう仕組みで仕事が割り当てられているのか、どういう就労形態なのかは不明ですけど、とにかく本当にありがたいです。

特に僕のように慣れない雪道を車で走行する時は、本当に神経を使いますし、怖くてゆっくりになってしまうんですよね。
なので、しっかりと雪かきされている道路だと、追いついてきた車に道を譲る事もできるので本当に助かっています。

たとえば大きな片道2車線の道路がありますけど、排雪が間に合わないと1車線になってしまうくらい道路の両サイドに雪が壁のように積みあがります。
また、雪かきが不十分だと路面に雪の凸凹が出来て車輪が取られてしまいます。本当に怖いです。

ですので、早朝からあちこちで行われている除雪作業を見ていると、本当にありがたく思う毎日です。

そんな感じで除雪作業中のすべての人に感謝を感じながら考えたのが、こういうのって除雪だけじゃないよね。・・・という事です。

僕が毎日仕事帰りにコンビニやスーパーでお惣菜など手軽に買えて、不慣れな食事とかに時間をかけずに食べる事ができるのも、そこで働く店員さんや、そこに商品を運ぶ運送業者さんや、商品を開発する業者さん、商品の材料になるものを生産している生産者さんなど、本当に多くの人に支えられて生きているのだな、と感じます。

いつも買い物をするときは店員さんにありがとう、と一言伝えてはいますが、一つの商品にだって考えられないくらいの人が関わって作り出されているのだろう、という事に想いを馳せると、自分はなんと多くの人に支えられているのだろう、と思いました。

朝起きて蛇口をひねると暖かいお湯が出るのも、水道を管理している人がいて、水をきれいにしてくれている人がいて、水を温めるための灯油なりガスなりを採掘してくれている人がいて、その灯油やガスを運んでくれる人がいて・・・、便利の向こう側には誰かの支えがあるんですよね。本当に感謝です。

そんな感謝でいっぱいでいい気分で運転していたのですが、ふと思いました。

まてよ、どんどん人手不足になるぞ・・・。

自分でもよく使うフレーズで、全産業で人手不足になる・・・と良く言っていたのですが、よくよく考えると、そうなった場合に僕らは現在享受できている便利な生活をある程度手放さないといけなくなる可能性があるという事ですよね。

お店ではセルフレジが増えてきました。
便利でもありますが、導入の背景には人手不足があるのではないかと思っていますし、今の段階でこういうマンパワーを代替えできる所を自動化するのは良い事だと思っています。

ただ、こういう記事を最近読みました。

最初はオランダの記事を見たのですが、結構広がっているみたいで日本でも取り組みがあるようで、どこも好評のようです。

人間は社会性のある動物ですので、人とのつながりや交流というのは自然と求めるものなんだろうと思っています。
ですので、家族や仕事関係以外で他人と交流するきっかけがあるのって、意外と店員さんくらいしか思い浮かばなかったりします。

人間が社会をつくるのは、いろいろな助け合いをして大きな脅威である自然から種を守る為だと思っていて、人間から社会性を無くしてしまうと、そういう自然に立ち向かえなくなってしまって、種として弱くなってしまうような気もします。
助け合えるからこそ人間らしい、そんな風に思っていますので、あまり自己責任とか自助とかそういうのが進みすぎるのも良くないと感じています。

みんなが自然に助け合って感謝しあえる優しい世界になるといいな、なんて思う今日この頃でした。

最後に関西人の僕には面白かった動画があったので紹介します。

ちなみに北海道の電気保安協会のCMは歌ってません。

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