見出し画像

南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ・・・気象庁のホームページを紹介します。

世の中お盆休みですが、頑張って仕事していましたがタイヤがパンクしてしまいまして、JAFを読んでタイヤ交換してきました。
ああ・・・予定外の出費が痛いですが、JAF会員だったので車のレッカー代等JAF関連は無料だったので本当に助かりました。

JAFの担当の方と色々お話させてもらったのですが、やはりこういう連休の時期は呼ばれる事が多いようで、多くはレンタカーでのトラブルのようです。これは北海道のような観光地あるあるなのかもしれませんね。

タイヤのパンクで急遽行けなくなった派遣先の再調整やフォローに入ってくれた職員に感謝感謝です。
しかし・・・この春に交換したばかりのタイヤだったので本当にもったいない・・・。お盆休み期間なのでディーラーもお休みだったので近場のカー用品店で相談しましたが、商売上手ですね。最終的に1本あたりの単価が安い4本セットの交換にしました。しばらく節約です。

弊社では、職員全員JAF会員に入ってもらって年会費も会社持ちなので、こういうなんかあった時に助かるな、と自分で実感できました。
ちなみに僕はずっとJAF会員で、今回初めてJAFを利用させてもらいました。
北海道の登別市でお盆期間だったのでかなり待たされるかな、と思ってましたが、1時間以内に来てくれましたし、電話の応対も非常に丁寧でほっとしました。

困っている時に安心できるサービスは本当にありがたいですし、僕ら介護職はそういう困っている方へのサービスなので、こういう丁寧な対応・接遇は見習わないといけないな、と実感。

ちなみに僕は5年一括払いで入会しています。
ちなみにスマホのアプリで会員証も表示できたりするのですが、慌ててたので免許証と一緒に携帯していたJAFの会員カードを使用しました。
あ、いろいろ店舗割引もあるのでお薦めです。

さて、今日の記事の本題はこちら、南海トラフ地震について。

政府の中央防災会議は、科学的に想定される最大クラスの南海トラフ地震(以下、「南海トラフ巨大地震」という)が発生した際の被害想定を実施しています。

気象庁

科学的に想定される最大クラスの巨大地震が南海トラフ地震ですね。
僕も大阪で介護の仕事(当時は小規模多機能)をしていた時に、避難訓練の際に想定していた地震がこの南海トラフ巨大地震でした。

この被害想定によれば、南海トラフ巨大地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています。

気象庁

当時は、大阪府豊中市の事業所でしたので海岸沿いではありませんでしたが、津波が川沿いに上がってくるという話もあったので津波が到達すると予想されていた15分間に、どこまで高い所まで足腰が弱く認知症の症状もある利用者さんを連れていけるか、が課題でしたが、現実は非常に厳しかったです。

しかし、これだけ広範囲に10m級の津波がくると予想されている以上の被害や影響が出そうです。

南海トラフ巨大地震の震度分布 (強震動生成域を陸側寄りに設定した場合)
南海トラフ巨大地震の津波高 (「駿河湾~愛知県東部沖」と「三重県南部沖~徳島県沖」に「大すべり域+超大すべり域」を2箇所設定した場合) 「南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告)」(中央防災会議, 2013)

なお、この被害想定は、発生過程に多様性がある南海トラフ地震の一つのケースとして整理されたものであり、実際にこの想定どおりの揺れや津波が発生するというものではありません。また、南海トラフ巨大地震は、千年に一度あるいはそれよりも発生頻度が低く、次に発生する南海トラフ地震を予測したものではないことにも留意が必要です。

気象庁

ひとくくりに南海トラフといっても、発生過程に多様性があるらしいので、この被害想定がそのまま次の南海トラフの被害とは言えないかもしれない、との事ですが、とりあえず立てないくらいの揺れが来た時は、10m以上の高台へ避難しておく、というのは日ごろから想定しておくのがよいと思います。

北海道では、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震というのがいつ発生してもおかしくない状況で、その地震ではやはり10m級の地震が北海道から東北の沿岸部を襲う予想がされています。

(左)日本海溝モデルの想定沿岸津波高(満潮時)
(右)千島海溝モデルの想定沿岸津波高(満潮時)

そんなわけで、日本全国どこにいても巨大地震の可能性はあるわけですので、常日頃から万が一の時を見越して、いろいろと準備しておく必要があります。特に現在のようにデジタル化が進んで豊富な通信手段に頼り切っている状況で、その通信網が遮断された場合の家族等との連絡手段や万が一の際の集合場所などはある程度定めておかないといけないかもしれません。

南海トラフ地震への対策については、この地震による災害から国民の生命、身体及び財産を保護することを目的とした「南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法」に基づき、被害想定の結果を踏まえて、南海トラフ地震が発生した場合に著しい地震災害が生ずるおそれがあるため、地震防災対策を推進する必要がある地域が「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定され、国、地方公共団体、関係事業者等の各主体がそれぞれの立場で、建物の耐震化やハザードマップの整備等のハード・ソフト両面からの総合的な地震防災対策を推進することとされています。

気象庁

こういう非常時の情報収集の手段としては、ラジオが一番いいと思いますので、電池の備蓄とラジオを使えるようにしておく事は最低限必要かもしれませんね。手動発電のライト付きのラジオなどもあったような気がします。

登別に引っ越してきた最初の年に大停電なって3日間くらい停電している中で生活したのですが、コンビニやスーパーの物品はすぐになくなります。電池とか本当にすぐに無くなるので、こういうモノは早いうちに備蓄しておいて万が一の時に一緒に持ち出せるように準備しておくとよいと思います。

また、局所的な被害での復旧なので3日程度で復旧していますが、南海トラフのような広範囲での被害となると、どのくらいで復旧となるか見通しも立たないかもしれませんので、想定されている以上の備蓄は必要かもしれません。

食料と防災グッズは最低10日分用意しよう!

じつは、災害が起こった時、電気やガスや水道が復旧し、食料が手に入るようになるまでには10日以上かかることもある。できるならば2週間分以上の備蓄食料や防災グッズをもっておくと安心だ。

この記事では『いのちをまもる図鑑』の中から、準備しておくべき品のリストを紹介する。
この機会にあなたの備えを再点検してみては?

DIAMOND online
『いのちをまもる図鑑』(ダイヤモンド社)より。イラスト:五月女ケイ子

とりあえず10日間分が最低限の基準になりそうです。
記事では、可能なら2週間分以上の備蓄があったほうがいいとの記載もありますので、やはりそのくらいの量は必要かもしれません。

避難所に備蓄が豊富にあればいいのですが、あまり期待もできそうにないのである程度は資料を参考に準備しておいた方がいいかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?