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ゆっくりゆっくり。

いい所や出来たことを評価する視点で全体や個人を見れるようになった事で、考え方も視点も長期的な目線で見れるようになってきたと自己評価しています。

自分自身の事を、少しの事でも褒めてあげるように意識した事がこの変化のきっかけだったと思います。

自分の事を褒めれるようになるにはかなり時間がかかりました、まだまだダメだ、もっとできる・・・などなど。
自分に厳しくしていたし、その分他人にも厳しくしていたように思います。

そんな頃の自分は、いまさらながらに考えると何も見えずにただもがいて暴れていたような、そんな感じだったと思います。
苦しいだけで何も見えてこない、ただただ不安でした。

そんな状況の中で、他人には優しくしよう、と思って気を遣うようになりました。意識していれば優しくも親切にもなれましたが、気が付くとイライラしている自分がいることに気が付きました。
まだまだ演じ方が足りないと考えましたが、自分はこれだけ頑張っているのに、という思いから逃れる事はできませんでした。

そしてたどり着いたのが、自分にも甘くしてやろうよ。という事でした。

結局、自分の弱さや欠点を認められなかったから、自分に厳しくしていたんだろうし、成長できない自分に腹が立ったろうし、他人のできないことにも目が行く状態だったんだと思います。

きっと、その当時の僕は、比較対象を他人や理想の自分という自分以外のモノに求めていたので、きちんと自分と向き合えず、自分を認められていなかったんだと思います。

なので、自分をありのままダメな所もひっくるめて認められるようになってからは楽になりました。
素直に自分のミスも認められるようになったし、他人がどうなのか、他人から自分はどう見えているのか等はあまり気にならなくなりました。

自分自身はどうなのか。
自分軸というんでしょうか、考え方や物事の見方が自分の視点が中心になったので、より自分自身が見えるようになったように思っています。

そして同時に回りと自分の立ち位置みたいなものもよく見えるようになったので、物事を自分中心で考えるんですけど、そうなるとかえって周りの状況もよく見えるようになったように思います。

自分がよく見えるからこそ他人もよく見える。

なんでかわかりませんけど。

まぁそんな感じでここまできたので、職員育成では時間をかけてゆっくり余裕をもって評価できるようになりました。

それぞれの個性に合わせて対応する。
それぞれの目標に応じて内容を変える。
それぞれの習得状況に応じてステップアップを考える。

自分軸で自分を考えられるようになったので、他人の軸にも合わせられるようになったのかもしれません。よくわかんないけど。

そんなわけで、ゆっくりゆっくりでも成長してくれればいいと思っています。

そのためには、何事にも一生懸命に向かい合う姿勢が必要だと思います。
失敗しようが遠回りだとうが、全力で向かい合っていればよいと思います。

どんな状況であっても、自分自身をそれでいいと認めてあげれるなら、それでOKだと思います。


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