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日本で介護施設長になったネパール人 最初は「なんしようと?」にとまどった・・・という記事の紹介です。

北海道はもう冬です、寒いです。
一気に冬がきそうですね。

今日は、竜巻注意報とか出たり突然の豪雨と雷にあたったりと大変でした。
天候の急変が凄いので冬もどうなるか不安ですね。

外国人の介護職が増えてきているのは何となくしっているつもりでしたが、まさか施設長になっている方がいるとは思わなかったのでびっくりです。

深刻な人手不足に陥っている介護業界。福岡県内の介護施設では、ネパール人の施設長が誕生しました。外国人が施設長になるのは珍しいケースだということで、「ロールモデルになりたい」と奮闘しています。

RKB毎日放送

いいことだと思いますけど、施設長になりえる最適な人材に日本人が選ばれなかったのはちょっと残念な気もします。

ただ、やはり日本で介護の資格を取って日本語を勉強して仕事をしようと思う人材は優秀なんだろうな、と思いました。

特別養護老人ホームみなかぜ 施設長 チャウダリ・サロジさん

「家族からも安心してもらえる、自分のお父さんお母さんが『みなかぜ』にいてよかったと思ってもらえるような場所をつくっていきたい」

RKB毎日放送

日本人も外国人も同じ人間ですから、少しでも親にとっても介護を受けるならいい場所を作りたい、提供したいと思うのは当然ですよね。

今では、施設長を任されるまでになったサロジさんですが、働き始めた当初は、言葉の壁にぶつかりました。特に戸惑ったのが福岡の方言でした。

「『何をしていますか』と習っていたはずなのに、『なんしようと?』っていわれて『ちょっとすみません、分かりません。もう一度お願いします』って」

忙しい中でもサロジさんが大切にしているのがひとりひとりとの会話。今では、方言混じりで優しく話しかけています。

RKB毎日放送

いいですね、大切にしている事がひとりひとりとの会話っていうのがすごくいいです。

普通の日本語でさえ難しいのに、方言まで理解して話せるのは本当にすごいと思いました。

先日受講した技能実習生指導員講習では、日本語レベルに応じた外国人の方の喋り方の違いなども動画で見せてもらいましたが、日本語レベルが高い人でも座学中心の人の喋り言葉は聞き取りにくかったのですが、日本語レベルが低い人でも、周囲に日本人が居て日常的に会話をしている人の話は聞き取りやすかった印象がありますので、日常の中で触れている言語というのは自然に馴染んでいくのかもしれません。

「外国人は言葉の面で、最初通じにくかったことを経験しているからこそ、心と心でコミュニケーションをとろうとしている。そこが私たち日本人にはないところなのかなと思います」

RKB毎日放送

ここ凄い重要な事なんだと思うんですよ。
言葉だけじゃない表情やしぐさ、真のニーズを汲み取ろうとする姿勢が自然と培われているのかもしれません。

業務優先の介護職だと、どうしても会話や交流ですら業務として行ってしまうような傾向が高いので、こういうちゃんとコミュニケーションを取る事がもっと注目してもらいたいですね。

優しい人柄や責任感を買われ、施設長に抜擢されたサロジさん。この施設を運営するグループでは外国人が施設長になるのはサロジさんが初めてで、全国的に見ても珍しいということです。

「ロールモデルになってほしいという思いがあります。やはり自分は外国人だからという意識がどこかにあるんですね。チャンスを与えたいし、それがみんなのモチベーションになればいいなと思っています」

「外国の方にもちゃんと頑張ればチャンスもあるし上にあがれるという気持ちをもってもらいたい。私も見本になれたらいいなと思って施設長を志望していました」

RKB毎日放送

サロジさんにはしっかり頑張って欲しいですね。
日本人は能力があっても責任のある役職に就くのを嫌がる人が多いので、もしかしたら外国人リーダーや施設長は今後増えていくのかもしれません。

サロジさんは、「できなかったことができるようになる」入所者の様子を間近で見守れることにやりがいを感じているといいます。

RKB毎日放送

介護保険法の理念が現場の実践にしっかりと生かされている施設なんだなぁと思いました。
ほんとうにそこにやりがいって強く感じるんですよね。

外国人の施設長という事だけではなく、施設内でのこういう実践にも注目したニュースとかもっと増えるといいなと思いました。

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