介護離職、全国で年10.6万人 5年で7000人増加=総務省調査・・・という記事の紹介です。
今日も相変わらず暑いですね。
北海道ではエアコンがないお宅が多いので、今年はちょっとヤバイ気がするので熱中症リスクをわかりやすく判断・説明できるように測定器を全職員携帯して訪問に行けるように発注しました。
安い商品だと2000円と送料くらいで結構良さそうな商品があったので次いでに紹介しておきます。
他にも根拠になる数値が表示される4000円くらいの商品などもあるようです。
とりあえず本州の7月での熱中症による死亡者数など見ていると、北海道でも暑くなる8月は結構危ない気がするので、あぶないお宅でアラートが鳴ってご本人に危機感が伝わるといいな、なんて思っています。
言っても窓あけてくれない人とか、水分も全然飲んでくれない人とか多いので・・・。
みなさん、身体に熱がこもらないようにしましょう。
さて、今日紹介したいニュースがこちら。
最新の調査で、ケアラーのうち58%の人が仕事をしながら家族等の介護をしているという事で、42%の人が介護を理由に離職しているという状況のようです。
前回が5年前みたいなので、ちょっと調査間隔が広すぎないか?と思いました。まぁおそらくですが、あまり問題視・重要視していなかったからだとは思います。ケアラーという言葉自体が最近注目されはじめた感じですが、家族の介護で仕事が継続できないなんて事象はずっと前からありました。
そして、いわゆる介護離職も増加傾向にあるとの事。
財務省が将来的な介護離職による経済損失を約9兆円と示していましたが、たぶんですけどこの2017年の調査を元に予測した数値だと思いますので、さらに損失が増大していきそうな気もします。
参考に経済損失について言及されているニュースを載せておきます。
5年前と比べての数字なので、男性なら年に1万人増、女性なら年に2.6万人増という感じでしょうか。
個人的には想像以上に増えていると思いました。びっくりです。
そして、この1年間で介護離職した人が10.6万人との事。
しかも増加傾向との事ですから、まったく改善の兆しがないという事になります。
介護をしながらでも働き続けられる仕組みが必要ですが、子育てしながらでも働き続けられる仕組みづくりですらまだまだうまくいっていない気がしますので道のりは険しいと思います。
1日8時間の労働という、かなり昔の常識をひきづったまま現状の暮らしや制度に合わせて変化させていかない限りは難しいだろうとは思いますし、介護している人や子育てしている人、障害がありながらも働いている人や高齢でも働いている人に対して優しい社会であってほしいな、と思います。
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