家の光が配り終わらない。。。

毎月お届けする農協の月刊雑誌「家の光(いえのひかり)」は、担当地域だけでも50冊はある。

1センチ近く厚みがあり、月によって別冊付録がある月はその1.5~2倍の厚みになる。

1年ごとの年間購読契約をしてもらっているから、1年間はお届け先は毎月同じ家。

1か月の間で、伺う用事は家の光だけっていうお客さんは数件しかない。

毎月の集金とか、代理店巡回とか、相続相談対応とか、年金共済の受け取り手続きとかの、他の用事で毎月足を運んでいるお客さんがほとんどだ。

だから1か月の間に、他のそれらの用事に合わせて家の光をついでにお届けすることが全てできれば、月末の最終日に慌てることはない。

でも、いつもそのお客さんの家に到着してから気付くのがほとんど。

到着して気付いた時には、家の光の現物は手元に無いので渡せない。

車に積んでおきたい・・・。

でも、たかが雑誌とはいえ、家の光は商品。商品在庫を常に車に積んだままでは監査で厳しく指摘されてしまう。

全体の半数以上は、月の初めに回る1日皆貯金(いちにちみなちょきん)で一気に配って大幅に減らせるようにはなっている。

ただ、残りの半分弱は、なかなかコンスタントに配っていけず、毎月の月末にまとめて配る失態を繰り返している。

忘れずに他の用事と合わせて渡せるようにするためには、車に常時積まれている習慣をつけ、リカバリーするしかないと思った。

最初にやってみたのは、カバンにいつも入れっぱなしにしておく方法。

これは、1~2冊しか入らない。しかも、カバンの中で擦れて袋が汚くなる。すぐに断念。

次は、紙袋に5冊くらい入れて、朝、車に乗るときに後部座席に運ぶ方法。

これは夜、営業車から降りるときに支店に運ぶのを忘れてしまうというミスを多発。これも断念。

車に常時積んでおく方法で、良い手段を作れなかった。


最終的には、月の初めの1日皆貯金で、それぞれの日にちごとに地域を回る日は、訪問件数を増やすことに。

1日皆貯金で月の初めに回ったら、家の光がほとんど配り終えている状態になるようにした。

しかい・・・とても回り切れていない。

そして、家の光の1年の更新の時期に、新規の年間購読者になっていただける方を探す際、1日皆貯金でもともと集金に伺っているお客様に家の光を新たにご購読いただくように推進して回った。

回った先の3割くらいのお客さんから新規購読を頂き、次からは家の光の配布がスムーズになった。

結局は根本を変えないと、自分には効率化は不可能だったと感じた。

ちなみに、初めの頃は配布先が分からなくなるケースに悩まされたため、名簿の極小コピーを手帳に貼り付けている。

手帳は細型だから、カバンからすぐに取り出せる。

そして、コピーを貼り付けたページにはフセンを厚めに貼ってあり、一発でそのページを開けるようにしてある。

お届け後、届けたお客さんの名前の横にチェックを入れる。

現金の受け渡しもそうだけど、お届けはその場で確認して記録しないとだめだ。

決して記憶を頼りにしてはいけない。100%記憶できるにんげんなんていないし、記憶はズレが生じてくるし、トラブルの証拠として出せないから。

自分が書いたメモやノートといった記録なら、その場その場で記録したら、ほとんどの間違いを防げるし、証拠として出せる。

後でわからなくなり、再確認の余計な手間と時間を大幅に減らすためにも、家の光のお届け先はかならずチェックして、記録に残している。

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