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絶対不可避のハニートラップ 映画『ANNA』


 

前々から気になっていてようやく観ました。
主演の女優さんはあまり観たことがないと思っていたら、実際に活躍しているモデルさんでした…
劇中何度も登場するモデル業界のシーンに異常に馴染んでいたのも納得です(^-^;

あらすじ

1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋アナ。ファッションモデルやコールガールなどさまざまな顔を持つ彼女の最大の使命は、国家にとって危険な人物を消し去ることだった。アナは明晰な頭脳と身体能力を駆使し、国家間の争いをも左右する一流の暗殺者へと成長していく。そんな中、アメリカCIAの巧妙なワナにはめられ危機に陥ったアナは、さらに覚醒。KGBとCIAがともに脅威する究極の存在へと変貌していく。

サッシャ・ルス

 

主人公アナを演じるサッシャ・ルスはどんな衣装もどんな髪型も似合っていました。何度かある写真撮影の場面は必見です。
レストランで白いコートから黒い衣装に変わるシーンは、アクション中ということもあって一番印象に残っています。

美人女スパイだけでなく、クズ男に振り回される彼女役も全く違和感なかったです...

ザ・スパイ映画

 

結果を最初に観せて、その後に種明かしをしてくれる構成が序盤から続きます。開幕からかなり衝撃的な展開で掴みはバッチリです笑

全編通して結果→種明かしといった順番で任務が進んでいくので時系列がバラバラになりそうな気もするんですが、種明かしの部分が極端に長かったり、長期間の話になっているわけではないため分かりやすくなっています。
複数の組織が絡むストーリーも程よい複雑さで、一本完結のスパイものとして相当観やすかったです。

モデル業界に興味のある人が観ても楽しめる…かも??

パワー系アクション

 

静かにターゲットを倒すシーンはもちろん、スパイとは名ばかりのド派手アクションシーンもちゃんとありました笑
レストランでの一対多数の戦闘シーンは「どういう訓練を積んだらそんな闘い方になる⁉」という場面ばかりです笑
ナイフやフォークはまだ分かるんですが、割れた皿や剥がした手すりで殴りまくる様子はカオスすぎます(^-^;

時々アナ(サッシャ・ルス)の細い腕が観えてとてもアクションシーンで発揮されたような力は無さそうに観えてしまいますが、「超美貌超頭脳のスーパースパイだから。」という説明で納得してしまうぐらい圧倒的な存在感のあるキャラクターでした。

最後に

主人公の強さと頭脳、美貌に圧倒されっぱなしの2時間でした。
観た後は「チェックメイト」と言うためだけにチェスをやりたくなりますし、ハニートラップには気を付けようと思うはずです(^-^;

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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