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【映画感想】「もはやSFの領域だ…」←??? 映画『LUCY』

 1時間半でサクッと観られる映画なので時間がない時にもおすすめです。ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンてんこ盛りなのでマーベルファンも是非。

この記事は映画『LUCY』のネタバレを含みます。ご注意下さい。

 

あらすじ

ごく普通の生活を送っていた女性ルーシーは、台北のホテルでマフィアの闇取引に巻き込まれてしまう。マフィアは、人間の体内にある物質を埋め込み、その人間を海外に送り出すことで物質の密輸を行おうとしていたが、ルーシーの体の中でその物質が漏れ出すアクシデントが発生。その影響により、普通の人間なら全体の10%しか機能していないと言われる脳の機能が、徐々に覚醒していく。脳の覚醒率が上がるに従い、超人的な力が解放されていくルーシーは、自分と同じような人間を二度と生み出さないためにも、マフィアの計画を阻止するために動き始める。

https://eiga.com/movie/80434/

空想科学読本?

ここのカーチェイスシーンもノリノリの音楽で楽しめます。

 人間の脳は10%しか機能していないという話に基づき、100%まで機能するようになったらどうなるかというのを視覚的に分かりやすく提案してくれています。かなり壮大な空想科学読本の映像化といった印象です。正直ファンタジーの域ではありますが、どういう風に表現するのかという観点から楽しめるはずです。

超展開に注意?

 脳の機能が解放されていくというストーリー上、仕方のないことなのですが、終盤にかけて展開がハイスピードになっていきます。童心にかえって観ていないとどこかのタイミングで「そうはならないだろ!」とツッコミをいれたくなるかもしれませんw

 ラストほぼこれです。

ノーマン教授

 モーガン・フリーマン演じるノーマン教授の解説によって多少の説得力も出ていました。ずっと解説していた彼が実際にルーシーと会うというのは面白い展開でしたし、自分で立てたはずの仮説を体現するルーシーと会って驚いている様子は少し可笑しかったですw

SFでも収まりきらない?

 ラストのルーシーとの会話は、生物の存在意義を極限まで突き詰めれば確かに辿りつきそうな話だったので聞いていて面白かったです。これを聞くとSFというよりは哲学に基づくファンタジー?のように観えました。

クセ強め演出

ここのチーターのカットが特にシュールでした。

 序盤から中盤にかけてたびたび挟まれる動物たちのカットは、解説の説得力を増す効果ももちろんあったんですが、一部シュール過ぎて場面に合っていないように感じるかもしれません。
 ラストもかなりクセのある映像表現になっていますし、好みは分かれそうです。ラストでノーマン教授たちが実況役にまわっていたのは少し気になりました。冷静に分析する余裕がないくらい驚いてほしかったですw

最後に

 グロくはないんですがブラック・ウィドウのイメージで観るとかなり血生臭かったです… 忙しくて雑めの感想になってしまいましたが見ていただいてありがとうございました<(_ _)>

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

画像の出典
LUCY ルーシー : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)


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