【映画感想】解剖医と一緒に固定観念をブチ壊されまくるモンスター映画 映画『スリーピー・ホロウ』
日本の映画で本作のような人里離れた村が舞台になった時は、かなりの確率で霊的な何かが出てくるイメージがあります。
個人的には本作のように分かりやすくモンスターが出てくれる方が、グロさぐらいしかハードルがなくて観やすいです^^
あらすじ
1799年、ニューヨーク。市警の捜査官イカボッドは身の毛もよだつ事件の捜査に向かう馬車に揺られていた。行き先は郊外の村“スリーピー・ホロウ”。異様な雰囲気が漂うこの村で、人々を恐怖に陥れている“首なし”連続殺人事件が起きていたのだ。イカボッドは村に着くなり長老たちに呼び出され、この殺人事件が“首なし騎士”――かつて独立戦争の最中この村で殺されたドイツ人騎士の幽霊――によるものだと聞かされる。
スリーピー・ホロウ
1800年ごろの人里はなれた村「スリーピー・ホロウ」が舞台で基本的に色あせた暗めの世界でした。
暗い雰囲気は流石にフィクション的だとは思うんですが、未開の森に潜む魔女や魔女狩りは当時の人達の伝承なども絡んでいそうで妙にリアリティ?説得力?がありました…
想像もできない時代と場所なので事実(この場合伝承)が多少なりとも入っていると、とっかかりとして観やすかったです。
首無し騎士
首、首、首。かなりの頻度で首切りシーンが映ります;;
流石に数えていなかったんですが、調べたら18回首切りのシーンがあるらしいです…
ですが、じっくりギコギコ切ることはなくどれもスパッと切ってくれるので痛々しさやグロさはそこまで感じませんでした。
最初は斬首のショッキングさも相まって相当怖く感じるものの、中盤から終盤は慣れプラス必死に馬車にしがみつく姿や倒れ方などの人間っぽい挙動をしていてマスコット的に観えます笑
ただの錯覚
イカボッドの科学で捜査するという意気込みに反して、結局首無し騎士が単純にモンスターだったというのは結構以外な展開でした。
赤い鳥と鳥かごの錯覚の話もあって、誰かが首無し騎士になりすました事件を解決していくサスペンス要素を少し期待したんですが、終始ファンタジーに翻弄されて驚く捜査官を観る映画でした笑
でも、それはそれで面喰った”ジョニー・デップ”という感じの演技をたくさん観れて楽しめました^^
最後に
ジョニー・デップは『チャーリーとチョコレート工場』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のイメージが私は強く、本作のイカボッドも少し似た所のあるキャラクターで観やすかったです。
ラブロマンスもあり、多少のグロさに耐性があれば以外と間口は広い作品なのかも?
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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