記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【映画感想】現場はつらいぜ… 映画『ヴァン・ヘルシング』

怪物ハンター対ドラキュラは映画に限らずゲームやアニメでも定番のお話ですが、映画として観たことはありませんでした。

アニメ/漫画だと『HELLSING』もこの系譜で面白いのでおすすめです。
ゲームだと『悪魔城ドラキュラ』はもろですし、『ウィッチャー』シリーズも近いかもしれません。

この記事は映画『ヴァン・ヘルシング』のネタバレを含みます。ご注意下さい。

 

あらすじ

ローマ・バチカンにある秘密組織の命を受け、モンスター・ハンターとして生きるヴァン・ヘルシング(ヒュー・ジャックマン)。彼の次なるターゲットはトランシルバニアのドラキュラ(リチャード・ロクスバーグ)。代々ドラキュラを倒すために闘い続けてきた一族の末裔・アナ(ケイト・ベッキンセール)と共に、運命を賭けた戦いが始まる……。

https://movies.yahoo.co.jp/movie/319456/

ゴシックファンタジー版インディ・ジョーンズ

 全体的に暗め

序盤まではファンタジーアクションにちょっとだけホラーが入った作品という印象を持っていました。

ただ、崖からのジャンプなどのスタントシーンで流れる曲が完全にアドベンチャー映画で流れるそれでした。

終盤にかけてその傾向が強まってかなり楽しく観れるんですが、その割にラストが結構重かったです;;

良くも悪くも「人も怪物も殺すヴァン・ヘルシング」は全うしてました。

優秀なハンター?

 

めちゃくちゃ切れるハンドスピナーや細かい彫金で作られたクロスボウは、ファンタジーにし過ぎない程度に現実味があります。

これらの強すぎない武器とヘルシング自体かなり泥臭く戦うのが合わさって何とかギリギリで勝ってる感が強いですw
実際序盤から失敗してますし;;

MCUやスター・ウォーズあたりを観慣れているとスケールの割に苦戦する主人公がちょっと新鮮に観えました。

違う映画とはいえ最近は規模やキャラクターのインフレがいくつも起きすぎているので、アクション/アドベンチャー映画への感性が麻痺していた気がします…

魅力的な脇役

ドラキュラ伯爵がかなり魅力的でした。
発言自体は仲間を突き放したうえで甘い言葉をかけるような悪役のテンプレそのものでしたが、ビジュアルが抜群に良かったです。
悪役としての怖さと色気のバランスが最高でした^^

 

ヘルシング役のヒュー・ジャックマンもちゃんとかっこいいですし、助手もキャラが立ってて好きなので続編があれば観たいです…

2004年の映画なので流石に今更は厳しそうですが。

『神の左』『大きなゲーム』など、まだまだ話を広げられそうな匂わせがかなりあったので、続編の構想がないというより続編を作れるほど興行が振るわなかったんでしょう;;

最後に

個人的にはちょっと意外な展開もあったんですが、総じて面白かったです。

ホラー苦手人間としてはジャンプスケア(いきなり出て驚かせてくるやつ)がちょっと多めに感じました。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

画像の出典
ヴァン・ヘルシング : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
ヴァン・ヘルシング (2004) フォトギャラリー|シネマトゥデイ (cinematoday.jp)



この記事が参加している募集

#映画感想文

68,724件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?