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最強VS最強の怪獣プロレスを観ていたはずなのに、渾身の展開に観ている側がKOされる。 映画『ゴジラVSコング』


 

「地球最大の究極対決。」という「ぼくがかんがえたさいきょうのきゃっちこぴー」みたいな触れ込みですが、まさしくそのとおりなとんでもスケールの死闘が繰り広げられます^^

内容自体VSものとして王道ではあるものの、コングのモーニングルーティンや白目をむく小栗旬など、他の作品ではなかなかお目にかかれない映像もあって楽しめました^^

普段はネタバレありの感想を書いていましたが、ネタバレなしで書く練習も今回からしてみようと思います!

あらすじ

モンスターの戦いで壊滅的な被害を受けた地球。人類は各地で再建を計り、特務機関モナークは未知の土地で危険な任務にあたりながら、巨大怪獣のルーツの手がかりを掴もうとしていた。そんななか、ゴジラが深海の暗闇から再び姿を現し、世界を危機へ陥れる。人類は対抗措置として、コングを髑髏島(スカルアイランド)から連れ出す。人類の生き残りをかけた戦いは、やがてゴジラ対コングという未曽有の対決を引き起こす。

ゴジラVSコング

 

小さい頃はウルトラマンではなく仮面ライダーばかり追っていたので、怪獣系にはほとんど触れてきませんでした;;

そんな私でも巨大怪獣が暴れ回る姿を観せられると、無条件で童心に帰ってしまいます^^日本人男児には、とりあえずデカい何かが戦っていたら興奮する素質があるのかもしれませんね笑

『シン・ゴジラ』を観た後だと、2体による被害総額も気になってしまいました(・_・;

バトル全振り

 

モンスターバース作品の中ではコングが出てくる『キングコング:ドクロ島の巨神』だけ観ていませんでした... 観ていなくても人物関係はふんわり伝わってくるので、特に問題ない気がします。
なんだったらゴジラを描いた前2作を観ていなくても、「モナーク」などの組織名で少し?マークが浮かぶぐらいで大きな問題はないはずです。

極論この作品だけ観ても大丈夫ですし、アクションとストーリーは9:1ぐらいの割合で面白さを提供してくれます笑

もちろんストーリー(主に人間側のドラマですが)がつまらないなんてことは全くなく、ゴジラVSコングというマッチアップを純粋に、気持ちよく楽しめるようにアシストしてくれていました。

ゴジラVSコングのアクションを試合とするなら、ストーリーはセコンドでしょう^^

大怪獣プロレス

 

ゴジラとコングの肉弾戦は、人類なんぞお構いなしの「やりたい放題アクション」と言ってもいいかもしれません笑

崩れるビル、巻き込まれる人々など大被害は出るものの、その描写によって戦闘の熱が冷めることは全くなく、大都会というリング上で行われる超弩級プロレスにひたすら熱狂できます^^

最終盤は来るのが分かっていながらも避けることのできない、必殺右ストレート的展開を観客へモロに打ち込み、痺れさせてくれました...

最後に

気持ちいいぐらいにアクションシーンに振り切っていて、面白いかつ観やすい映画でした。

『ブレット・トレイン』のレモン役、ブライアン・タイリー・ヘンリーをこれまたユニークな役で観れたのも個人的に嬉しかったです^^

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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