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大学院 休学して一年経った話

どうも、ryutaです いま、大学院修士2年の途中で、訳あって休学していました。
そして、休学してからちょうど一年が経とうとしています。
今日は、休学の振り返りと今後の計画を話そうかと思います。

なぜ 休学したのか

そもそも、なぜ休学したのって話なんですけど 結論から言うと
学問と研究への意欲損失、そして指導教員からの圧力で精神的に病んだからです。
じゃあ、どういった経緯でそのようなことが起きたのか 
そして 休学後どのような生活をして今に至ったのか 述べていきます。

修士一年の時

修士一年の時は、とにかく就活ばっかしていました。今考えれば、少し失敗だったと思います。(卒業することが目標ならば)なぜ、就活ばっかやっていたか、、それは、同じ研究室のとある就活ガチ勢の先輩が就活することの大切さを聞いたからです。「社会のスタートライン、いわば大きな人生の選択肢を決める大事なものだぜーい」そんな言葉に感銘を受けたことを覚えてます。「確かに、今まで何もやってこなかった、大学院もなんとなくみんなが行くから来ただけ、、」そんなことを思って、研究やってる場合じゃない! そんなことを思っていました。でも今考えれば、
外部進学というのもあり、いきなり今までとは違う研究室に来て、そこまで仲が良くない先輩に頼るのもこわかった、頼れなかった。学部で学んでいた分野とは全然違う学問だったこともあり、大学院からいきなり1から学び直す大変さに怯え疲れていた。だから、就活というイベントを理由に、本来、やるべき学問と研究から逃げていただけだったのかもしれない。と 思っています。

修士二年の時

そんなこんな、就活だけをやり続け、研究の進捗が進まない状況で修士二年生を迎えました。すると、指導教員の教授の堪忍袋の緒が切れ、とうとう圧力がものすごく掛かってきました。当たり前だと思うのですが。「こんな研究の進捗だったら卒業できない!!」や、「こんなこともわからないのか!!」とか、、それでも「なんやかんや卒業できる!!」と自己暗示をかけていました。でも、実際そんな甘くなかった。就職先も決まらず、迷走を繰り返す。一番頑張っていた就活も実はうまくいってなかったのです。プラス、教授からの圧力とその時の研究室の同期ともあまり人間関係がうまくいっておらず、「なぜ、あいつは研究をしないのか」と陰口を叩かれていたぐらいでした。そして、とうとう心も体も病んでしまって、7月はじめぐらいから大学やミーティングにもいかなくなってしまいました。そして、残っていたエネルギーを使って、休学します。休学させてください。と頼み、一年間休学することとなりました。

休学の始まり

そして、休学が突然始まりました。特にやりたいことも、目的もない。ただ、体を休めたい。その一心で始まった休学。始まった瞬間は、一度何か背負っていたものがフッと消え軽やかな状態でした。「もう、しばらくは 研究のことを考えなくていいのか。」「就活のことも考えなくていいのか。」そんな心境でした。でも、最初はそんな軽やかな状態がずっと続くまでもなく、病んだきっかけを思い出したくないのに自然とその記憶がフラッシュバックする。休学と言いながら、休んでなかった。辛かった。とにかく外に出る気力もなくて、ずっと暗い部屋に引きこもりっぱなし。唯一していたことは、Netflixでジョジョの奇妙な冒険を1部から5部まで全部見たぐらいです。

ダイエットをしてみた

休学している最中、このままじゃいけないなと感じ、生活習慣や食生活を変える目的でダイエットを始めました。(もともと、ストレスで太っていたのもあるが)自分なりに、ダイエットの方法を調べ、過去に、実行を繰り返しては挫折したダイエット方法ではなく、脂質制限ダイエットを始めました。ただ、闇雲に脂質を抑えるというわけではなく。PFCバランスも考えながら、あくまで健康的に痩せることを主として、ダイエットをしていました。その方法がうまく自分的にはハマり、一ヶ月で3,4kgぐらい落とせました。そういえば、休学する前に教授から、「とにかくなんでもいいから自分で行動してみて結果を残してみて自己肯定感をあげなさい」そんなこと言われてたっけな。。 小さな結果だけれども、休学してすぐにそれを生み出せたのはいま考えたら自分なりには頑張ったと思う。でも、ジムを契約してない、家で自重トレをするには部屋が狭すぎる。そういったストレスがあり、ダイエットは結局一ヶ月ちょいしか続かなかったけど。

季節は、冬。 派遣の夜勤バイトを頑張ってみた。

季節は、冬を迎え。溜まってたクレジットの返済をするべく、日給一万以上の派遣バイトをやってみました。場所は、錦糸町からバスで20分ぐらいの所にあるヤマト運輸の仕分けセンター。いまを思えば、とてもカオスなところで いろんな奴がいたなと思う。仕事が不満で従業員に文句を言うおっさん 入学したてで、特に何もすることがなく少し稼げるから と勤しんでいる大学一年生。普段主婦をしてて副業でバイトをしている主婦。予備校で働いており定年退職をきっかけに何か新しいことを始めるきっかけで夜勤バイトをしてみた60代のおじいさま。まあ、とにかくいろんな人がいました。その中で、自分はメール便の仕分けを担当。その仕分けが適していたのか、一見 大変そうに見える作業も大変と感じたことなく、一生懸命に働いた。とにかく。それをみていた同じ仕分けチームの方々が頑張っているね。と評価をしてくれた。嬉しかった。自分は、黙々と働いていただけなのに、そんな自分を高く評価してくれた。たとえ単純作業でも嬉しい。そこから、しばらく帰省するまでの間はずっとこのバイトを繰り返しました。次第に、一緒にいたチームの方々とも仲良くなり、、。そして、最後の日、「僕、今日でこのバイトを終わりにしたいと思うんですよね。」「えー!、ソーなの!? 残念。働き者の青年でいいなと思いました!」「また、どこかでね」と言ってくれたときは少し嬉しかったです。自己肯定感を少し取り戻した感覚がありました。単純作業。以外と向いてるかも。そう思える期間でした。


年明け、肌寒い中 戦ったワクチンバイト

そして、一月後半 年末年始は、帰省して友達と遊んだ。とにかく遊んだ。色々暖かい言葉を言われ、元気チャージしてもらった状態で故郷を飛び立ちました。
そして東京に戻ってきた頃、ワクチンの派遣バイトを始めました。ワクチンバイトと言うと 情報によれば楽だと聞いていたが、僕が行ったワクチンバイトはめちゃくちゃ忙しかった。とにかく、忙しかった。最初は、初めてと言うのもあり 誘導案内を任されました。内容はすごく単純。とにかく看板を持ってずっと立つだけ。でもこれが地獄だった。とにかく何もすることがなく暇でした。俺には、合わなかった。
そこで、次の日には、自ら大変だと言われている受付を志願。内容は、紙の記入漏れがないかチェックし、ハンコを押す。体温を測る。その日の受付番号と紙に書かれている受付番号に相違がないかチェックする。イレギュラーが起きたら即対応しなければならないなど、、色々やることがありました。その中で、割と器用にこなすことができました。そして、連続で入っていたバイトの最終日、夜勤バイトと同じく、「もう終わりなの? もうちょっと入ってよ!」そんなセリフを言われました。嬉しかった。単純に人が足りていなかったのもあったかもしれないんですけど、それでも必要とされている感覚に満たされて 嬉しかったです。

インターンをしてみた。 三ヶ月間。

ちょうど、3月の終わり頃、、友達が働いていたインターンへの誘いがありました。特に、やる気もなかったけど「残り、休学中 何すんの?」なんて言われ なんかインターン休学中にやっていたら 就活に使えるか。と思い やってみることにしました。内容は営業。自分でとってきた件数に応じて報酬が決まる実力主義の会社でした。最初は、新人の割に良い成績を取ってきて(普通の人からしたら、そこまで良くない成績だが)褒められた。嬉しかった。でも、その嬉しさを感じる期間はすぐ終わります。一ヶ月をすぎてからは、求められる基準が高くなり 思ったより案件が取れなくなっていった事 それと同時にチーム内での人間関係の悪化で辞める人も出てきた事でチームの雰囲気が悪くなった事。同時に、自分自身がこの会社でインターンをやる意味を見出せなかった事から、このインターンを三ヶ月でやめました。何か自分で得れたのかと言われたら 特別なかったが、学生のうちに自分の力で金を稼ぐ経験ができたのは よかったです。そして、金を稼ぐ大変さを知りました。


 

インターンが終わったあと

インターンをやめて1.5ヶ月の間は 正直な話何もしていませんでした。体力と精神的に疲れ 今まで、ベッドに籠もりっぱなしでした。そして、元気もなかったです。

現在は?

今は、割と元気になってきました。ジムに契約し、また乱れていた食生活を変えてダイエットに勤しんでいます。あとは、朝に20分程度の散歩や 水シャワーを浴びて、メンタルを安定に保つように心がけています。

まとめ 一年を振り返って見て

結局どんな一年だったのか。改めて考えてみると、病んでた割には よく行動できていた年だと思います。何か、実績を得られたかと言われたらそんなこともないけど、それでもいろんな事に手を出してよく行動できたなと思います。えらい。俺。
何か、長期インターンですごい成績を残した! とか、海外に留学して 何か事業を立ち上げた!!! とか そんな、絵に描いた経験ではなく、多くの人から見たら 大したことのないことかもしれないけど、それでも 何気ない小さな成功をいっぱい積んだそんな一年だったと思います。 休学前より元気な状態にまた、なりさえすれば良い。今はまた元気になってきてるから、休学の目標は達成できたさ。

最後に

僕は、二年でしっかり卒業して会社に就職する、いわゆる普通の大学院生とは違う道を歩んでいます。自分からなりたいと思っていたわけではなく そうなってしまったが 不思議なことに 後悔はないです。だって、休学しないと感じれない思いと、学びを得れることができた。自分自身を見直すことができた。これがもし 
たまたまうまく卒業できて 無事会社に就職したとしても 社会人の状態でおそらく挫折していたと思います。 いわゆる レールを学生のうちに外れた感覚。
今度は自分で道を作って行けばいい。不安ももちろんあるけれども。
イチローが言っていた 遠回りは遠回りじゃない。 
遠回りして 失敗しないと 色々な気づきや学びを得れない。
失敗と挫折の数ほど 人生をより豊かにする。
僕の 今の経験は より良い人生を描くための一つの大きなイベントなんだ と
そう思っています。 よし、またここから出発だ。






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