日記20240510 [推し方が分からない]

 こんにちは。暑くなったり寒くなったり大変ですね。

 例によって今日も日記と呼んでいいのか分からない内容になりそうです。記事にしたくなるのがどうしても出来事じゃなくて思考のほうなんだよな。どうも、脳内世界に生きている者です。
 一応日記らしいことも書いておくと、少し前に同窓会があってはしゃいだ反動で、今は少し状態が落ちています。プチプチ希死念慮もある。このnoteを書ききれるかも怪しい。文章を書く気力が足りていない。5月からは少しずつ予定を入れようと思っていたけど、思ったより難しいかもしれない。
 そんな感じです。

 さて、御本人の目に止まりたくないので適当にぼかしつつ書くけど、最近推し方が分からなくなっているという悩みについて書きます。
 まぁざっくり言えばファンサービスが迷走していて、ファンたちがこぞってお気持ち表明をしており、私はどう振る舞えばいいのか分からなくなっているという話。

(※「推す」という表現が適切かについてはいつも葛藤する。私は結局自分にしか興味がないし、そこまで熱心に応援しているわけでもない。しかしその人が幸せならこっちまで楽しくなってくるのも事実で、この気持ちを一言で表すなら「推す」という言葉が一番使いやすいとは思う。そんなわけでこの記事では「推し」「推す」と言っています。)

 ファンサービスの迷走状態について、私自身は何も思わなかった。嫌なら無視すればいいし、お金を落とさなければいい。そんな冷めたところがあるので、普通に受け流していた。(こんなだから「推し」という表現は私には不適切に思えてしまうのだ。)
 ファンたちのお気持ち表明を見て、「あー、確かに」って思った。たしかに言われてみれば好ましいサービス提供ではなかったかもしれない。それにしてもこんなすごい数の反対意見が上がるのは意外だけど、推しの行く末を自分事として捉える熱心なファンたちからしてみれば我慢ならない状態だったのだろう。彼らは普段は熱狂的に推し事をしている。

 推しと方向性が合わなくなったとき、取れる手段は大きく分けて3つあると思う。推しを肯定するか、否定するか、離れるか。
 私はそれらがミックスされた状態だった。面白いと思い(肯定)、でも自分は要らないと思い(否定)、適当に受け流した。一般的にはこうやって自分の内側で勝手に処理するのが正しい対処だろう。
 けど、私の推しはちゃんと意見を伝えてほしいタイプだ。多分。離れてもらうのは構わないけど、もし自分に落ち度があるならファンのあなたが声を上げてくれと思ってる。と思う。多分。
 半分くらいは私の妄想です。もう半分は本人が言っていたこと。

 さっき熱心なファンのことを「推しの行く末を自分事として捉える」と表現したけど、推される側である推し自身もファンのことを「自分(推し)の行く末を自分事として捉え、悩み、導いてくれる人たち」と思っている気がする。つまりお気持ち表明しているファンたちと私の推しは相思相愛なのだ。

 そんな中で私はどう立ち振る舞えばいいのだろうか。
 自分の好きにしなと言われても、自分の意見が分からないので困る。「どうでもいい」が私の意見なのだろうか。「何をされても批判しない」が私の立場なのだろうか。「全サービス問答無用で素敵だよ」でいいのだろうか。なんか他人事すぎるな。仮にも私はファンの一人ではないのか。
 かと言って、みんなに合わせて私まで批判的になるのは全く正しいとは思えない。たとえそれが推し本人の望みだとしても。完全に外付けの感情だから。
 みんなのお気持ち表明をどんな気持ちで眺めればいいだろう。交流はなくとも「同じ人を好き」という共通点がある人たちの言葉だ。どうしても胸の内側まで響いてしまう。どんどん自分本来の気持ちが分からなくなる。

 考えてみれば、そもそもみんなの意見をどこまで信じればいいのだろうか。
 私は多分自己肯定感が足りてないせいで、ほぼ無条件に「なるほど! よくそんな批判的な視点(※ちゃんと褒め言葉)を持てるなぁ。すごいなぁ」と思ってしまう。でも、実際彼らはどこまで正しいのだろうか。
 私がみんなの意見を読んで流されそうになるのと同じように、今批判している人の中には仲間の意見を読んで流された人も多くいるのではないか? ファンサービスの概要を見たその瞬間に不満を抱いて、それをしっかりオリジナルの言葉で表現した人は、果たして全体の何%いるだろう。
 このパーセンテージよりも過度に批判する流れが強まっているとしたら、私はファンたちの言葉をむやみに信じてはいけない。あー。難度の高い話だ。すべてを疑わなければ正解には辿り着けない。推しと同じくらいファンたちのことも好きなのにな。

 万が一、ファンたちが間違っている(不正解とまでいかずとも過激化している)としても、運営はファンの声を聞くだろう。推し本人同様に運営陣営もファンのことを信頼しているように見える。
 私の取るべき立場は結局中立だろうか。とりあえず静観するほかないのかもしれない。どちらにも肩入れせず、自分の中での正解を見極める。見極めたところでどうする術もないのだけれど、まぁ、ファンレターを送って応援するくらいはできるかもしれない。

 あーあ。このピリピリ感から早く脱してほしいな。
 殺伐としているのが怖くてXも開けないし、推しや運営の悲しみも考えるとなんかもう全てが切ないよ。みんな酒でも煽ってガハガハ笑っていてくれ。

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