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敏感な我が子(HSC)との向き合い方を考える

HSC(ひといちばん敏感な子供)


赤ちゃんのときから育児に苦労が絶えなかった。
 •夜なかなか寝ない。泣き続ける
 •ミルク飲まない
 •慣れない場所では最低1h泣き続ける
 •ストレスがかかると蕁麻疹が出る
 •面白くて笑うと傷つき泣く
 •空気を読む、親の表情を読む

双子の女の子のことである。
繊細・敏感な気質であることは理解していた。
今回の壁で娘が「HSC」であることを認識し、向き合い方を変えなければならないと感じた。
今、親が変わらなければ子供たちはいつか潰れてしまうと危機感を持っている。

「そのままの自分でいいんだ!」と自信を持って人生を歩めるように導いていけたらと思う。


今回の壁とは、3歳クラスに進級し子供たちが荒れ始めたのだ。
保育園も3年目だから進級しても問題はないだろうと思っていたが、甘かった。
まだ先の「小1の壁」の心配はしていたが、まさか「年少の壁」があるとは。

元々新しい環境に慣れるまで時間がかかる我が子だが、今回は保育園行きたくない。園庭で遊びたくない。など拒否が始まった。
家でも私から離れない。一人で寝れない。お風呂拒否など明らかに様子がおかしい。


子供達の通う保育園では3歳クラスから異年齢保育が始まる。知らない人と打ち解けることも時間がかかる。新しいお兄ちゃん、お姉ちゃん、先生(これまでは持ち上がりの先生がいた)と接することにストレスを感じたのだろう。
また、1人当たりの先生の人数も変わった。これまでは細かいフォローをしてくれていたが、3歳クラスになると急に「お姉さんになったから自分で頑張ろうね」という要素が強くなる。自分一人で上手く出来ず自信を無くしたという理由もあるのだろう。

娘の苦労や辛さが手に取るように分かるのは、私自身も繊細な性格で、幼少期から様々な困難があったからだ。

娘の現状を保育園に伝え、「娘一人と時間を取ってみるのもいいかもしれない」とアドバイスを頂いた。

実のところ双子の男の子に手がかかり過ぎて(甘えた、マイペース、癇癪持ち)、娘は息子に比べしっかりしていたため、マンツーマンで向き合う時間は少なかったのだ。

ママに甘えたいのに男の子のお世話に手を取られ、「自分で出来る?」「ちょっと待って!」と対応することが多かったと猛反省した。

これまでの課題を解決すべく、双子だけどより繊細な娘優先育児を実験的に行なっているところだ。


娘がHSCであるという確信を持った今、
(息子も娘ほどではないが繊細な部分はある)
向き合い方をどう変えるべきなのか。

日々の育児で「キツく叱ってしまった。もう少し別の言い方があったのではないか。」と反省し自問自答を繰り返しているが、人間なかなか変われない。そんな自分を責めたこともあるが、ここは開き直って子供たちと一緒にママも成長しようというスタンスでいこうと思う。


注意すべきこと

①家での時事命令は最小限にし、安らぎの場を提起する

→空気を読む性質のため1を言って10受け止めるから

②強い罰を与えるより、穏やかに言って聞かせる

→罰をより重く受けとめてしまい、子供を傷つけてしまうから

③癇癪を起こした時は冷静に対応する。無理なら一旦距離を置く

→上手くいかない、八当たりする、さらに怒られるという悪循環に陥るから

④褒める

→そのままでいいんだよと最大の味方でいる

⑤不満、心配事を否定しない。受け止める。

→「保育園いきたくない」
 ×「大丈夫!行ったら楽しいよ」
 ○「そうかー行きたくないかー」

「気持ちを受け止める」

「子供の要求を受け入れる」


これは私の試練だ。
真摯に人と向き合う訓練でもある。

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