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効率的に「水分」を摂ろう

気がつけばもう7月に入りましたね。

全国的に天気は下り坂。
その梅雨が明ければ夏本番といったところでしょう。

今はいろんなところで暑さ対策、熱中症対策に関する啓蒙が行われていますよね。

またコロナウイルスの蔓延化で夏の暑い時期になってもマスク生活を余儀なくされます。

『マスク熱中症』にも十分配慮していかないといけません。

そこで今回は夏の熱中症対策ということで「効率的な水分の摂りかた」のポイントを書いていきます。

まずは飲みものから!

一番手っ取り早いものはやはり「ドリンク」からでしょう。

わたしの父親世代は「練習中に水を飲むなんてもってのほかだ!」なんて言われていたそう。

今の時代は熱中症に関する啓蒙が進み、「適度に水分補給をしましょう。」ということを言われていますよね。

水分補給をする上でのポイント。

①糖質と電解質を含んだ飲料を選ぶ。
②冷蔵庫でしっかり冷やした温度で飲む。
③30分おきくらいにコップ一杯分を飲む。

補給した水分がちゃんと胃の中で吸収されるためには上記のポイントをしっかり守りたいところ。

水分補給の3つのポイント

特に①と②に関しては重要になってきます。

飲みものに含まれる糖質の量としては「4〜8%」が適切だと言われています。

市販のスポーツ飲料も種類がたくさんですが、栄養成分表示を見比べると飲みものに含まれる糖質でさえ、幅がけっこうあることに気づきます。

特に長時間の運動をしない方、日常生活を送る程度の運動量であれば、スポーツ飲料にこだわる必要はないんじゃないかと思ってます。

ミネラル入りの麦茶をこまめに飲むようにしてもらえらば充分かと。

お茶やコーヒーは利尿作用がありますよね。
飲みすぎるとかえって逆効果となり、身体から水分が出てしまうほうに作用させてしまいますので夏場は特に注意が必要です。

「食べもの」からも水分を摂る

案外、見落としがちなところですね。

私たちの普段の食事から摂れる水分量ってけっこうあって、野菜や味噌汁などの様々な食材から水分を補給することが出来ます。

これは人間の水分の流れを書いたものです。

こうしてみてみると意外と「食事」から水分が摂れることに気が付きますよね。

水分の流れ

夏場は体力の消耗が激しく、倦怠感や食欲不振などといった症状から「今日はご飯食べなくていいや」とか「食欲が最近なくて、、」といった経験って誰しも一度はあるハズ。

貴重な水分の補給源となる食事にもしっかり目を向けていきたいですよね。

水分を効率的に摂れる食材とは?

①野菜を摂ろう

野菜には多くの水分が含まれています。

トマト・きゅうり・レタス・にんじん・ピーマン・キャベツ・白菜・・・など。これらは実に90%以上の水分を含んだ食材になります。

生野菜で食べても良し
鍋で食べても良し
温野菜で食べても良し

色んな食べ方で野菜を日常的に食べていただくことで効率的に水分を摂れますよね。また野菜はビタミンA・C、カリウム、鉄、カルシウムなどの供給源となります。食物繊維を多く含み整腸作用があるため、体調維持には欠かせません。

複利効果の高い食材である野菜をぜひ毎日の食卓に。

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②果物を摂ろう

水分が80~90%を占めていて、ビタミンCの供給源となります。

キウイフルーツ・リンゴ・オレンジ・グレープフルーツ・スイカ・梨・ぶどう・バナナ・メロン・いちご・・など。

果実に含まれるペクチンやセルロースは食物繊維として重要なはたらきをします。また活性酸素の働きを抑制してくれるビタミンCが多く含まれています。

抗酸化物質の活動力は20歳をピークに落ちていき、40歳代にはピーク時の半分程度になります。

積極的に摂ってもらいたい食材の一つです。

③味噌汁を食べよう

日本料理には欠かせない食品のひとつである「味噌」。

大豆を主原料に米、麦、豆等のこうじや塩を加えて発酵させて作られます。

味噌を使った料理としてもっとも家庭でつくられる「味噌汁」は夏場にぜひ摂ってもらいたい食事の一つです。

水分や塩分、カリウム、ナトリウムなどの電解質が補給できることが最大の利点です。

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電解質は暑熱環境下において汗とともに失われやすいため飲料や食事から補給する必要があります。

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まとめ

いかがでしょうか。

今回は効率的な水分補給をテーマに日常的に取り入れやすいと思うことをシェアしてみました。

食事から摂れる水分も意識しながら効率的な水分補給を心がけていきましょうね。

出来ることからコツコツと・・・。

日頃の食生活に目を向けてみるのも良いかもしれませんね。

それでは。


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