「ハチミツとクローバー」4巻まで読んだ感想
快活に立ち寄り、何となく読もうと思ったのが羽海野チカ先生の「ハチミツとクローバー」。
以前「3月のライオン」を好んで読んでいたので、同じ羽海野先生の別の作品も読んでみたいな、と思ったのです。
時間の都合上、全10巻のうち4巻までしか読めなかったのですが、それでも分かる、この作品好き…そして、
辛い…
「好き」とまっすぐ言うだけで事足りるはずなのに、どうしてその簡単なことができないんだろう…。
そして、どうして「好き」と伝えるだけではどうしようもないことがあるのだろう…。
私自身、今大学で様々な人と関わって生きているからこそ、大学生である彼らの、青春をギュッと押し込めたような関係性に大きく共感できてしまい、分かる、その気持ち分かるよ、と読んでいてとても辛かったです。
朗らかな絵柄で紡がれる鮮烈な青が、とても痛い作品です。
そんなシリアスなシーンが頂点に達する…というギリギリのところで、いつもギャグシーンが挟まれるというバランスもとても面白い!
ただ辛いだけでなく、笑えるシーンも挟まるのでサクサク読むことができます。
そして、私は羽海野先生の作画が大好き!
特に目です!あのカケアミで構成されてて、輪郭がない感じで、儚い目…触れるとさらさら溢れていきそうな目…。
私が絵を描くときにも、羽海野先生の目の描き方を参考したいな、と思っています。
さて、あと6巻…どんな展開になるのでしょうか。みんな幸せになってほしいな。漫画アプリでの購入も検討したいと思います。
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