ふじももち

音楽、視覚芸術、色々好きです

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  • 美術館めぐりまとめ

    美術館レポをまとめています。展覧会を見て私が想像したことや、イラストもあります。

最近の記事

今回東京に来たのは、平沢進+会人のライブのためです。私は明日の2公演目に行くのですが、一足先に配信で今日のライブを見ました。 楽曲は以前の公演のものをなぞる形で進むかと思いきや…最後の最後で不意打ちをくらいました。 この曲を、最後でやった意味は?考察が捗りますね 。

    • 人生で初めて、東京に来ています。初日の印象は、なんだかごちゃごちゃしていて、色々ある街。あと2日ほど滞在します。何が起こるかな。また個別の出来事について、 noteが書けたらいいです。

      • 生まれ変わりの春:「花くれない」

         前々から行きたい和菓子屋さんがあった。地元の商店街の一角に佇む和菓子屋さんだ。何となく気品があって入りづらいと思っていたけれど、デパ地下と銘菓コーナーを経た私なら、きっと入れる。そう思って、お店に行く日を決めていた。  その前日、私は寝不足で、何だかネガティブ思考が止まらなかった。一挙一動でへこんでしまう。なんで人と比べて、私はこんなにできないんだろう。なんでこんなに不器用なんだろう。  またぐっすり寝たら、いつも通りネガティブ思考はなおる、と思っていたけれど、次の日の朝

        • 優しいママ、優しい甘さ:母恵夢「ベビー母恵夢」

           ショッピングモール、駐輪券のサービスを受けたかったけど、忘れてしまって出すことができず。  かといってこのままサービスを受けずに料金払うのもなあ…なにか買うかあ…そうだ!    私の足は、迷うことなく銘菓コーナーへ。  目立つところに置いてあり、かつ値段も少し安めなこのお菓子をチョイスしました。 母恵夢「ベビー母恵夢」  果たして、どんなお味なのか? 見た目   パッケージからもうほんわか、包まれるような気分。フォントもふわっとしてて、かわいい。  袋を開けた瞬間

        今回東京に来たのは、平沢進+会人のライブのためです。私は明日の2公演目に行くのですが、一足先に配信で今日のライブを見ました。 楽曲は以前の公演のものをなぞる形で進むかと思いきや…最後の最後で不意打ちをくらいました。 この曲を、最後でやった意味は?考察が捗りますね 。

        • 人生で初めて、東京に来ています。初日の印象は、なんだかごちゃごちゃしていて、色々ある街。あと2日ほど滞在します。何が起こるかな。また個別の出来事について、 noteが書けたらいいです。

        • 生まれ変わりの春:「花くれない」

        • 優しいママ、優しい甘さ:母恵夢「ベビー母恵夢」

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        • 美術館めぐりまとめ
          2本

        記事

          穀物の雨の夢

           私は中学校の音楽の授業を受けていた。合唱の授業だ。クラスメイトが何か面白いことを言う。私も初めは笑っていた。しかし、音楽の先生、私が中1のときの吹部の顧問が全く笑っていないことに気づき、ぎゅっと口をつぐむ。  「それ、みんなは面白いのかもしれないけどさ… 僕には、全く笑えないね。」  やっとみんな黙り込んだ。痛い空気がはりつめる。顧問が喋り出す。泣いているようだ。  「ねえ、この「穀物の雨が降る」、みんなどういう気持ちで歌ってんの」  合唱曲に選ばれたのは、谷山浩子

          穀物の雨の夢

          「ハチミツとクローバー」4巻まで読んだ感想

           快活に立ち寄り、何となく読もうと思ったのが羽海野チカ先生の「ハチミツとクローバー」。  以前「3月のライオン」を好んで読んでいたので、同じ羽海野先生の別の作品も読んでみたいな、と思ったのです。  時間の都合上、全10巻のうち4巻までしか読めなかったのですが、それでも分かる、この作品好き…そして、  辛い…  「好き」とまっすぐ言うだけで事足りるはずなのに、どうしてその簡単なことができないんだろう…。  そして、どうして「好き」と伝えるだけではどうしようもないことがあるの

          「ハチミツとクローバー」4巻まで読んだ感想

          「離れなくてもダイジョブ」

           「あのお、フロイトというよりはユングをやってみたいと思うんですけどお…」 「え、いいんじゃないユング、アーキタイプ論とかまさにあなたのやりたい事ぴったりなんじゃないの」 「本当ですか」  ゼミの面談はあっさり通った。属する研究室の領域とも、担当教員の領域とも全く違う分野なのに、やっていいんじゃない、と。やっぱり諦めないでやりたいことを言ってみるもんだ。  しかし、何故私はそこまでユングをやりたいのだろう?  先生に課題図書としてすすめられた本は、ユングの思想そのものと

          「離れなくてもダイジョブ」

          『うしろむき夕食店』感想

          今年の2月末くらいに買って、ちまちま読んでいましたが、今日ようやく読み終わりました。 冬森灯『うしろむき夕食店』ポプラ文庫、2023年  美味しい料理が書かれた本が読みたいなあ、と考えて選んだこの本。  目論見通り、登場するお料理がとっても美味しそう…!本の中から湯気が立ちのぼってこちらに向かうのが見えるようで、終始お腹を空かせながら読んでいました。  誰か、再現メニューとか作ってるのかな?ワインにあうお料理とか、知りたいなあ。    ↓以下、ネタバレあるよ↓

          『うしろむき夕食店』感想

          あそぶ桜羊羹:源吉兆庵「華遊心」

           お高いしなあ…失敗したらどうしよう…でも気になるし…うーん… 「これください」  この世に生まれて20年、  この私が、ついにデパ地下デビューを果たす。 買う経緯  最近ちょっといい和菓子が気になることは、これまでのnoteでも述べてきた。  その後も自分なりに和菓子について調べたし、noteで和菓子についての投稿もいくつか見てきた。  和菓子って、思った以上に奥深い。興味はどんどん深まっていった。  とはいえ、家に和菓子専用のお皿とかがあるわけでもないし、合わせる

          あそぶ桜羊羹:源吉兆庵「華遊心」

          美術展感想:「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」

           少し足を伸ばして、岡山県立美術館で開催中の展覧会「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」を鑑賞してきました。 ↓公式HP https://okayama-kenbi.info/events/event/20240227-sodeisha/ 全体を見て思ったこと  今まで、陶芸に興味を持ったことはなく、陶芸についての展覧会を鑑賞したのも今回が初めてなのですが、とても楽しめました。  私は現代芸術が好きなのですが、現代芸術に欠かせない(?)イデオロギーというか、自分たちはこうい

          美術展感想:「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」

          パンどろぼうメモ

           お店の一画、ひときわ私の目を惹いたのが「パンどろぼう」のメモ。     KADOKAWA発の人気絵本。お店には「パンどろぼう」コーナーができていました。絵本が人気なのは知っていたけれど、グッズも人気なのかな。確かに意識して見てみると、そのあたりを歩いている子どもが身につけているのは、パンどろぼうのグッズ。  子どもだけではありません。私の周りの友達も、みんなパンどろぼうファン!  そんなこともあって前々から気になっていたパンどろぼうですが、ついにメモを買ってみました。

          パンどろぼうメモ

          ペン画:亜呼吸ユリア

           こちらの作品は、核P-MODELというアーティストの「亜呼吸ユリア」という曲を聴き、曲のイメージを自分なりに表したもの。  私がこの絵を描いたのは、一昨年の5月。  大学に入学したばかりの頃で、何となく暇、何か創作がしたい、でも何がしたいのかよく分からない、そういう時に描いた。  その頃、三浦健太郎先生の絵を見て、こういうの1回やってみたい、と思っていた。一度描いたらそれきりで、デジタルイラストを始めるだろうけど、1回ペン画をやってみたい、と軽い気持ちで描き始めた。  

          ペン画:亜呼吸ユリア

          ちょっといいお菓子を

           ろくにお金も持っていない大学生(私)にとって、デパ地下は無縁な場所である。行ったところで買うものもないし。つい最近まではそう考えていた。  ところが最近、にわかに「ちょっといいもの」への好奇心が高まっている。和菓子についての漫画に触れたからでも、ちょっといいものに関連するような映画を見たからでもある。(また今度記事にしたいな)なんか、いいよね、「ちょっといいもの」。  この間、散歩がてらデパ地下に足を踏み入れてみた。   すっきりとした空間。かしこまった雰囲気が醸されつ

          ちょっといいお菓子を

          粗挽き胡椒の娘

          「けしからん、わが娘よ!年端もいかぬお前を、我が家から離すわけにはいかぬ!」 「いやよ、お父さん!私は決心したの!ここに棲むのよ!貴方のような乱暴親父から離れて、私ここで幸せに暮らすのよ!」 気持ちは分かるよ、粗挽き胡椒の娘 でも私の喉に棲みつくのはやめて 辛いから 咳き込むから

          粗挽き胡椒の娘

          夢をみている

           機械のバラ園に、ひときわ態度のデカい機械がいた。  ずでんと横たわっている。胸元に何かしらの食料が置かれるのを待ちながら、1日中寝て過ごすのだ。  私は、時折そいつのもとにいく。  「今日のごはんは、火星色のねり飴だよ。たまにはきみも動いて食べ物を探したらどうなんだ」  「バカバカしいね。ここは所詮夢の中だろう?夢の中で動き回って、どうなるんだ。オマエが起きたら、オレもこのバラ園も、全部パアだ」  「さあね。 ところで、そんな夢の中で、夢を語るのって、もっとバカバカ

          夢をみている

          お仕事たちの洪水

           唐突に自己紹介すると、私は20歳、現在大学2年生だ。そして、あと半月で大学3年生。  いよいよ私にも、本気で向き合わなければならないそれが近づいている。  「人生のビッグイベント」、就活である。  長期インターンなど、ガチガチの就活はまだやっていないにしても、ぼちぼち就活に関する情報収集は初めている。  どんな業種があるか?どのように働くのか?少しずつ、分かってきている。分かってきてはいるけれど…  自分のやりたいお仕事が、全く分からない。  働きたくないのではない。む

          お仕事たちの洪水