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6/13 とうとう卵を割れるようになった

夜中起きてしまい、水をのんだり少しうろうろして、もう一度寝る。
起きたら6時をまわっていて、せかせかと支度をすすめた。
柚木麻子さんの短編集を読み進めているのだが、昨晩どうしても眠たくなりすごく中途半端なところで読むのをやめた。
どうしてもその続きが知りたかった。
支度を終え、読み進めた。なるほど、そう終わったか。

息子は学校へ、わたしは今日仕事の予定が変更になり、早めに行って準備をしたかった。
いつもより早めに家を出て、流石に早すぎるみたいな時間に保育園についてしまい、近くを娘に案内してもらいながらサイクリングした。
いくつかの公園を教えてもらい、保育園の先生方にいつも色んなところへ連れて行ってもらい、楽しませてもらっていて改めて有難い。

そして仕事へ。
優しくしてもらっている先輩が左利きだった。
わたしは今は亡き大正生まれのじいちゃんの『左利きだったら非国民だと思われる』というごりごりに偏った考えによって箸は右に矯正された両利きの人間である。
なので、本物の左利きに出会うと憧れる気持ちがある。
わたしもですと話しかけ、左利きはそんなに珍しいものでもなくなってきたけど、やっぱり出会うと嬉しくなってきゃっきゃした。

仕事を終え、家に帰り今日は生協が届いている日であり、わっせほっせと発泡スチロールたちを運ぶ。
梅が届いていた。
そうだった、今年こそ梅シロップを作ってみたいなと、とりあえずカートに梅と氷砂糖を入れていたんだった。すっかり忘れてた。
百均へ行き、びんを買った。300円だった。
そして娘を迎えに行く。
馴染みの商店のおじちゃんにわたしたちは帰ってきました~と毎日挨拶をしていたのだが、今日はお店は開いているのにおじちゃんがいなかった。

娘と夕飯作りをする。かつ丼だよ。
娘はよく卵を割りたがる。
そのたび、心の中でめんどくさいよ~と思いながらもやってもらっていて、本日とうとう娘は卵を殻を入れずに割れるようになった。
これは喜ばしいことですごい!すごい!と盛り上がったのち、息子にわざわざ卵を割ったことを自慢しないよう、何も言わないよう忠告した。
息子も卵を割りたがるから。

息子が帰宅し、今日も眠たい早く寝たいと言うのでいそいで風呂と夕飯をすませる。
19時すぎ、息子は早々に布団に入ったが、どうしても娘がかまってほしいのか寝させないようにわーわー言って、徐々に場は不穏になってくる。
そうなってくるともうめんどくさい。
疲れている人は寝かせてあげよう、邪魔するもんじゃないと口で言ってもやっぱり息子にくっついていくので、わたしが強制的に壁になった。
娘はふてくされて泣いた。
壁になると息子は本当にすぐに眠っていった。
娘はまだ泣いている。
本当にめんどくさい!!!
でも、壁は次は娘の方を向き、頭をなでたり頬を触った。
頬は壁側が触りたかっただけかもしれない。
すると娘は腕にからんでわたしの想像する猫のように眠っていった。
猫は飼ったことがないので想像上の猫ちゃんであり、実際猫がどのようにして寝るかわたしは知らない。

静かになった家で一人で茶を飲みながら、あんバターサンドを食べた。
早々に一人時間ができるのは嬉しい。はずなのに、最近は子どもたちが疲れており早く眠る日が続いているので、すこし淋しさを感じていたりもする。
本の続きを読んで寝た。

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