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無印良品の昆虫食

こんなメジャーな所で、もう商品化されてるんだ・・・
と思ったけど、考えてみたら無印良品って、SDGsなんて言葉が出回る前からこういう思想で動いてる企業でしたよね。
確かに、率先して動くのも頷ける。
(※注:販売店舗は限定されているようです)

上記リンク先の説明もシンプルな図入りでわかりやすいです。無印さんのセンスと本気を感じる。
そしてこちらの記載を読む限り、コオロギパウダーのおせんべいについて、嗜好品としての魅力をアピールするというより「地球に優しい食品」として認知・理解を得ることで売っていこうとしている印象。
売る側も買う側も、SDGsへの意識の表れということでしょうか。

お馴染みのレトルト食品に、大豆ミートを使ったものもかなり加わってるみたいです。
無印のブランド力があるからこそ、こういうものを「試してみよう」という気持ちを後押しする力にはなりそうですよね。

・・・ただこれ、「食べること」そのものが地球に良いわけじゃないよね。
冒頭のサイトでわかりやすく説明されてる通り、「地球資源を守るためには、畜産による食肉、特に牛肉の生産を減らした方が良い」という話だよね。
だから、肉の代替の栄養源として昆虫食品や大豆ミートを作る、と。

コオロギせんべいが普及しても、結果的に牛肉の生産量が変わらなければ実は環境負荷は軽減されない。
特定の産業にダメージを与える話だから、そこがあまり明確にされてない気がするけど。
「昆虫食とかなんかSDGsっぽい」というイメージに留まらない所まで考えると、ちょっと複雑かもしれない、この話。


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