現在地と目的地を明確にすることは、人に何か頼むときにも重要。

以前、「マネージャーになるなら地図を書けるようになろう。」というnoteを書きました。


現在地と目的地を明確にすることって、何もマネジメントに限ったことじゃなくて、人に何かお願いするときにも必要なことなんだと思う出来事がありました。


先日のnoteに書いたとおり、セールスフォースの社内勉強会の講師役に抜擢されまして。現在、依頼主と内容を詰めているところです。


依頼内容は

「特定商品拡販戦略分科会でセールスフォースの利活用をメインに取り組むことになったので、講師をお願いしたい。」

これだけ。あとは日程の打診。


日程の打診はいいとして、開始時刻は明記してありますが終了時刻の記載がありません。今回1回限りの勉強会なのか、複数回企画しているのか?参加人数は何人くらいなのか?参加者のセールスフォース習得レベルがどれくらいなのか?どのあたりのレベルに到達することが目的なのか?これらがわからないと、私も準備のしようがありません。このあたりのことを教えてほしいと依頼主に連絡すると、後日改めて連絡しますとのこと。


今回は日程の打診だけの連絡だったので、あえて詳細は書かなかったのか、それとも何も考えていなかったのか…。参加人数も集合場所も目的地も解散時刻も指示のないツアーのガイドを頼まれたようなものです。開催日まで1ヶ月を切っています。参加者は恐らく私より先輩ばかり。勤め先で大勢の前に立つのも初めてなので、念入りに準備したいところ。早く連絡をもらえないと、すごく不安です。


現在地と目的地、最低このふたつは指示がないと、人って動けないんだなということを改めて痛感しました。私も無意識にざっくりとしたモノの頼み方をしていないか、今一度見直したいです。

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