育児を主体的にやらない父親に仕上がる経緯と、事務員に頼りっぱなしの営業マンが出来上がる経緯は似ている。

noteでフォローしているそのべゆういちさんが、こんなnoteを書いてくださった。

私の周りにも、

「やっぱり育児は母親がやった方がいい」

と宣う子持ちの男性(父親という呼称を使う気にはなれない)は多い。家事は率先してやるけど、育児はやっぱり母親のものだ、と。理由を尋ねると、

「だって結局、お母さんの方がいい!って子供が言うんやもん。そこを無理して父親がやろうとするのって効率悪くない?」

とのこと。効率って言葉出したら私が納得すると思うなよ。

ここからは想像ですが、100%の子供が、母親であるという理由だけで母親の方がいいと言っているのではないような気がするのです。中にはそういう場合もあるんでしょうけれども、接触時間の長さに原因がある場合もかなりあるんじゃないでしょうか?もちろん、父親といる時間の方が長いのに母親がいいと言うお子さんもいらっしゃると思ってます。

もし、接触時間が母親と比べて短いが故に、いつも母親の方がいいと子供に言われているのであれば。そこで、

「やっぱ母親が育児した方が効率いいよね~」

なんてやってると格差が広がるばかりですよね。これって、

「やっぱりこういう仕事は事務の子にやってもらった方が効率いいよね~」

と言って業務フローを理解する気がなく事務員に甘えっぱなしの営業マンに似ています。それで仕事がうまく捌けているならいいんですけどね。私の知りうる範囲で言うなら、業務フローわかってないから無駄なことばっかりやってる。成長しない。育児を主体的にやらない父親も同じだ。やらないから成長しない、成長しないから子に拒絶される、ますますやらない、この負のループにどっぷりはまって、しかもそれを大声で正当化してまわっている。

きっと、最初は一生懸命父親をやろうとしたのかもしれない。なのに、母親の方がいいなんて言われたら傷つきもするだろうし、やる気が失せるのもわからなくもない。でも、だからって父親を降りるなよ、というより、親を降りるなよ。母親だって、あなたの知らないところで傷ついたりやる気が失せる思いを何度も何度も何度も繰り返しているはずです。それでも、親を降りなかった。簡単に降りてるんじゃねーよ!

と、子なしが想像だけでお送りしました。気分を害してしまったらごめんなさいね。すべての父親が、親を降りてると思ってるわけではありません。あと、実体験を伴わないのでズレた意見かもしれません。それでもやっぱり、育児は母親の専売特許なんてなんかおかしくね?と思うのです。

明日は、1月に第一子を出産した友人(女性)に会いに行ってきます。友人はパートナーに大層ご立腹の様子で、ガツンと言ってくれと言われているので、子なしなので立場をわきまえつつ言葉の拳を携えて訪ねる予定です。

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