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#4 福島周遊①~郡山散策~(2024.10.28~29)

1.はじめに

先月の10月29日に、私は28歳になりました.私たち夫婦は旅行が大好きなので、こういう「ちょっとした記念日」は旅行にうってつけなのです.わざわざ2日間も有給を取ったことだし、さて、どこに行こう?

私は東京に住んでいます.今回の旅行は1泊2日の想定であり、特にアクティブなイベントを想定していませんでした.どれだけ日頃の疲れを癒し、夫婦でまったり出来るかが旅先の決め手です.
そう考えると、温泉地や美味しい地酒が飲めるところがいい.箱根、熱海、鬼怒川、伊香保、新潟、色んな候補地を検討しましたが、すでに行ったことがあるところや、旅程的にいい感じのコースが立てられず、これぞ!という決め手がありません.
そんな中、会社の友人に「福島の裏磐梯にある、とあるリゾートホテルがおすすめ」という話を聞いていたことを思い出しました.「裏磐梯ってどこ?」と思っていた私ですが、福島には遊びに行ったことがなかったこと、そのホテルには温泉もあること、そして何より地酒を含めてグルメももちろん美味しいであろうこと、極め付けはそのホテルを友人に絶賛されていたこと.
これらを理由に、せっかくだからと友人のおすすめに乗っかり、裏磐梯にいくことにしました.そのついでに、どうせなら福島のいろいろなところを楽しもうという魂胆です.結論から言うと、「福島はめちゃくちゃいいところ」でした.

2.旅程

私たち夫婦の旅程は次のようなものでした(2日とも車移動です).全部素敵な体験だったので、思い出として書き残しておきたくて、皆さまにもお裾分けです.太字部分は個人的に特にお気に入りの体験です.全部書こうとするとあまりに長くなり過ぎそうなので、少しずつ区切って、書きたいことをゆっくり書いていきます.
(1)1日目
 ①福島の郡山市でランチ
 ②「ラッキー公園 in こおりやまし」を散策(←今回の記事ではここまで)
 ③裏磐梯にある「HOTELLI aalto」に宿泊(←次回の記事予定)
(2)2日目(←2つ先の記事で書く予定)
 ①裏磐梯の五色沼湖沼群を散策
 ②喜多方市で喜多方ラーメン
 ③「大内宿」を観光
 ④「塔のへつり」を観光、帰路へ

3.1日目(2024.10.28)

(1)「益元」さんでのランチ

東京から車でまずはじめに向かったのは郡山市です.目的はランチをいただくことと、「ラッキー公園 in こおりやまし」を見ることです.
私たちがお邪魔したのは「益元」という定食屋さんです.東京から車で大体3時間半.(体感では思ったほど遠くは感じませんでした)
月曜日のお昼時という時間もあってか、サラリーマンの方が昼食を取られていたり、地元のご家族がいらしていたりと、繁盛していました.店内にはお座敷もあり、思ったよりかなり広かったのですがほぼほぼ満席状態でした.

お店の外観

ここで頼んだのは、「わっぱめし」と「刺身と豚角煮定食」です.「わっぱ」とは、薄い木の板を丸く形作られた箱で、元々は弁当箱として使用されていたんだそうです.そのわっぱに、ご飯を入れて、福島の食材を乗せてほかほかに蒸した料理のことを「わっぱめし」というそうです.こちらのお店では、鮭といくらのわっぱめしでした.宮城県のはらこ飯を想像させるお料理ですね.

わっぱめし
お刺身と豚角煮定食

めちゃくちゃ美味しかったですね.私はお刺身と豚角煮の定食を注文したのですが、お刺身が肉厚で醤油に油がねっとり残るくらいいい身質でした.また、豚角煮も味が濃すぎず、でもじっくり煮込まれているので、口の中で気付いたらなくなっているくらいほろほろです.
あと、特筆すべきはお米のおいしさですね.この旅で痛感したのは、「福島のお米はとにかく美味しい」ということです.粒がはっきり立っていて、ご飯だけ食べてもしっかり甘味を感じるくらい美味しい.旅行ブーストがかかっていた可能性はありますが、お米の美味しさにとても驚愕しました.

(2)ラッキー公園 in こおりやまし

益元さんでお腹を満たしたあと、車で5分くらいのところにそれはあります.開成山公園という大きな公園の中にあって、実際にポケモンのラッキー(と、その他数種類のポケモンたち)が遊具になっている施設です.

公園の看板
ブランコ等の遊具.ピンク主体で可愛いです.
ピィやププリンの遊具

妻が、「これのために郡山市に行きたい」と激推しだったので行って見たのですが、めちゃくちゃかわいかったです笑.実際、ラッキーたちがいるスペースはほんの小さな一角に過ぎないのですが、一度訪れてみると結構癒されます.(子供達だけでなく、外国人の観光客も結構いらしていました.)
「その並びで君!?」ポジの、ベロリンガの滑り台も結構シュールでした笑
これを滑るには、一度ベロリンガに飲み込まれなければなりません…

ベロリンガの遊具

(3)「HOTELLI aalto」への道中

福島を車移動していて思ったことは、「福島の方、めちゃくちゃ優しい」ということです.私たちが左折で道路に出たいと思っていたときに、すぐに車が止まって入れてくださったり.歩行者が横断歩道に立ち止まったら、車が率先して止まってくださったり.
1回や2回の話ではなく、結構な頻度でそのような素敵な車をお見かけし、東京ではあまり見ることのできないその優しさにびっくりほっこりしました.
福島の方は心の余裕があるのだなあと、別にこと車に限った話ではありませんが、見習いたいなと思いました.

次は、やはり空がとても広くて自然が雄大だということです.以下の写真は磐梯山という1,816mもある大きな活火山ですが、東京で普段生活をしていると、山を見ることも頭上いっぱいの空を見ることも中々できません.これは最近地方に旅行するたびに強く感じます.
元々兵庫の田舎出身の私ですが、これほど雄大な山は別にしても、自然自体が「生活の一部ではなく、休暇の時に楽しむ観光スポット」のような位置付けに感じることが増えてきました.そんな中、福島の街や山間部を移動していると、これでもかというくらい自然を感じることができます(というか、ほぼ山を移動していました).空気は美味しいし、何しろ空がとても広くて開放感が心地よいですし、景色が最高です.地元ではよく見たはずの景色ですが、10年も地元を離れていては流石にこのような景色に懐かしさを感じるとともに、こんな当たり前に思っていた風景すら今はかなり貴重に感じるようになったのか、と思うと少し寂しくなりますね.そういう意味で、個人的には移動の時間すらとても楽しかったです.

車窓から撮影した磐梯山(天気は曇りと雨が半々でした)

4.第1部のおわりに

まだ1日目の半分も書けていないのですが、つらつら書いていると結構な分量になってきました.ここからホテルの話も始めるとものすごく長くなりそうなので、今回はここで切って、次の記事に譲ろうと思います.(個人的に、一つ一つの記事があまり長くなりすぎるのは読みづらくて好きではなく…)

今回泊まったホテルは文句なく素晴らしかったですし、2日目に見た景色は圧巻だったので、次回以降の記事も付き合っていただける方は引き続きよろしくお願いいたします.ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました.

次回はホテルステイを中心に思い出を綴る予定です.
猪苗代の道の駅にて

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