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コンファレンスボード消費者信頼感指数が与える日経先物への影響

ココを見る

  1. 市場予想よりも高いか?低いか?

  2. 100pointを超えているか?下回っているか?

数字が高ければ高いほど、ポジティブ!(プラス/上昇材料)逆に、数字が低ければ低いほどネガティブ(マイナス/下落材料)と、シンプルなので瞬時に判断しやすい。

日経平均先物への影響

☆☆なので、かなり高い。2015年1月から2024年5月までのデータにおける平均値と中央値は以下の通り。

平均値:100.18point
中央値:98.05point

なので、100pointを超えられるかどうかも非常に重要となる。98pointを下回る場合はネガティブだし、市場予想を下回り、かつ、98pointも下回るとなると、売り材料として判断して良いと思う。(基本的にはね。もちろん、その時々の状況によるが・・)


これより⇩は、コンファレンスボードに関する情報なので無視でもOK


先物への影響について

コンファレンスボード消費者信頼感指数は、アメリカの消費者の経済に関する信頼度を測定する重要な指標。結果は、アメリカ経済の健全性を評価する上で欠かせない。アメリカ経済に直結しているので当然、日本株にも影響を与える。

アメリカ経済への影響

コンファレンスボードの数値が高いと、消費者の支出が増加すると言われている。その為、日本の輸出企業にとって追い風である。

リスクON/OFF

コンファレンスボードのみならず、アメリカ経済に直結する重要経済指標は世界株全体に影響を与える。そのことから日本株も上昇する。

金融政策への影響

コンファレンスボードが高いと、中央銀行(FRB)が利上げを行う可能性が高く、一般的な動きの場合、金利も上昇し、リスクONに

※リスクON/OFF
リスクONと聞くと、悪い感じに聞こえるけど、そうではない。リスクオンになると、投資家がリスクのある投資商品に対し、積極的に投資する為、株が上がるとされている。

コンファレンスボードとは?

コンファレンスボード消費者信頼感指数(Conference Board Consumer Confidence Index)は、アメリカの民間調査会社であるコンファレンスボード(The Conference Board)によって毎月発表される重要経済指標の1つ。アメリカの消費者が、現在の経済状況と将来の見通しについてどの程度の「信頼」を持っているか?を測定したアンケート結果

アンケート調査の方法

  1. アメリカの約5,000世帯に「現在のビジネスに関する満足度」と「雇用状況」、「収入の見通し」等に関するアンケートを実施する。

※余談だけど、調査対象の世帯はサンプリングフレームといってアメリカ政府が調査した信頼性のあるデータベースの中から無作為に選ばれた世帯らしい。

POINT

コンファレンスボードから読み取れるのは消費者が6ヵ月先の景気が良くなっているか?悪くなっているか?という将来に対する不安などである。つまり、先行指数なのだ。

重要経済指標は網羅したいと思っているけど、noteアカウントへのフォローと記事に対するイイネが活力なのでご協力お願いします('ω')ノ


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