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舟に刻みて剣を求むの愚

社会人にとって、"刻舟求剣"という言葉は肝に銘じるべき言葉です。なぜなら、現状維持は後退と同じ意味を持つからです。社会の中で常に前進していくためには、刻々と変化する状況に合わせて柔軟に対応することが求められます。そのためには、自己啓発やスキルの向上、新しい情報やトレンドへの敏感さが必要です。現代社会は急速に変化しているため、常に積極的な姿勢を持ち、主体的に行動することが重要です。

ちなみに、企業経営者が"刻舟求剣"タイプの場合は、早晩深刻な事態に陥ると言わざるをえません。いわゆるリスクを取らず、「現状で何か問題があるのですか?、ないでしょう、だったら変える必要はありません」ということをあなたの会社の社長は言っていませんか?

迷わず転職することをお勧めします。

刻舟求剣の解説 - 学研 四字熟語辞典より
時代の変化を知らずに、古い方法慣習などに固執することのたとえ。
注記
「舟ふねに刻きざみて剣けんを求もとむ」と読み下す。中国春秋時代、楚その人が舟で川を渡ったとき、剣を水中に落としてしまった。そこで後で探すために剣が落ちたところの船べりに印を刻み、向こう岸に着いてから、その印を刻んだところから水中に入って剣を探したが、見つからなかったという説話から。
出典
『呂氏春秋りょししゅんじゅう』察今さっこん
類語  旧套墨守 守株待兎

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