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自分の経験やスキルが「売れない」からと諦めないで

noteを活動拠点と決めて1ヶ月位の頃、多くの人が自身の経験を世に還元しようとされていることに驚いた記憶があります。
副業時代も追い風になって、「専門スキルを売る」ことがステータス化されているようにも感じます。

その流れに乗りたいと思う反面、自分自身には「売れるスキルが無い」または「思うように売れない」事に直面した人もいるかもしれません。

そんな人こそ、簡単に諦めてほしくないと思ってます。

自分自身の経験を物語にすれば、活路は開けるからです。

✅物語の意味

自分の経験や体験したことは、表現しやすいものの一つです。
ですから、それを創作物(本、絵や動画)にすることで「売る」ことは可能です。それで収益が安定すれば言う事なしですが・・そんなに世の中甘くは無いと思います。

そこで、その経験を一度に放出せず、分割して出し惜しみしてみましょう。

例えば、ダイエットの経験談を「売りたい」とした時、1年間の全貌の流れを一つにまとめるのではなく、1日単位の記録を切り売りするイメージです。
大晦日の日の晩ごはんは蕎麦と天ぷらが確定しているので、朝から揚げ物は控える、とか(すいません、例えが稚拙すぎますが)。
それに加えて、その日の気持ちや体重の推移なども併記することで、1年分の経験に厚みを持たせます。

1日単位の記録なので一つの価値やボリュームは薄まりますが、連続性・継続性を持たせることで「物語」として見せることができます。

✅真実だとわからない事の逆手を逆手に

ネット上でスキルや体験談を売る時、それが真実かどうかを証明する必要があります。
しかし多くの方が御存知の通り、ネット上では真実はあって無いようなものです。全てを疑う必要があります。

それを逆手にとって、いかにも真実っぽさを訴求する為に、証拠らしきものを提示するモノやサービスが溢れかえっています。
その中には詐欺っぽいものもあるので、やっぱり見る側は常に疑わざるを得ません。

さらに、その逆手を取ってほしいのです。
(つまり、結局は表ってことかな🤔)

やや退廃的ですが、「どうせ真実だと思われていない」というスタンスに立って見ることです。
そうすると、自身の体験談の正当性や正確性の表現に悩まなくて済むようになりますし、先に述べた「物語」として「魅せる」という演出を考える余裕が生まれます。

嘘を付く事を推奨しているわけではありません。
正当性や正確性に注力しても労力に見合った見返りは薄い気がします。肩の力を抜いて、ふわっとした雰囲気で自分自身の経験を表現できればいいのではないでしょうか?

✅対価は何かを考える

最後は、対価です。
価格のことではなく、「買ってくれた人がどんな恩恵を受けるか」という意味です。

目に見えてわかり易いスキル(IT関連、法律、会計など)は、その恩恵がわかり易いのです。
あなた自身の売りたいスキルも、それは恩恵が見えにくいのであって、全く役に立たないなんてことはありません。
恩恵が明確に分かれば、一定のニーズ(とはいえ、絶対量はごく少ないかもしれませんが)は顕在化するはずです。

これはつまり、自分自身を俯瞰して何or誰の役に立つのかを自問していくことに繋がります。
(キャリア開発につながるお話なので、詳しい手法はそちらで)

🌱🌱🌱

「売る」という単語から、稼いだ金額が成果に見えます。
しかし、金銭の授受が有るにしろ困っている人を助ける事に代わりはないので、どれだけの人に役に立ったかが一番の成果のはずです。

そして、その成果こそ、物語のエンドロールになります。

だから、あなた自身が「売れない」と思っているスキルでも、その恩恵を見えるようにし多少の演出を加味した物語を作れれば、きっと誰かの役に立つでしょう。

金銭的な成果が出ないからと、簡単に諦めないでくださいね。

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