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『100万人に1人の存在になる方法』

100分の1×100分の1×100分の1=100万分の1
何か1つの世界で100人に1人の存在になる。
それを3つの世界で達成できれば、
100万人分の1人の存在になれる。

例えば、アロマの世界で100人に1人に。
そしてセラピーの世界で100人に1人に。
それぞれの世界で100人に1人の存在になったことがやがて"アロマセラピスト"を生むことになる。
それにマッサージの世界でも100人に1人の存在になる事ができ、仕事にすれば"マッサージアロマセラピスト"とさらに希少性の高い人間になる事ができる。
といったようなこと。
(あくまでもこれは例である)

 本文中には100万人分の1に達した10人のキャリアについて書かれています。(擬似体験できました。本のいいところ。)
 共通して言えることは、それぞれ道は違えど、3つのキャリアを踏んでいるということ。(説明していると長くなるのでここではキャリアについて学んだことを記します。)
 人はだいたい1万時間あればその仕事をマスターし得ることを念頭に読んでほしい。

①【一歩目のキャリア】
  〜一歩目の足場をどこにつくるか〜
 最初のキャリアは事故でいいらしい。例えば自分が学生だとして、学校全体がどう地域社会とつながっていて、それが日本全体や世界とどのように影響しあっているかなど、想像することは容易でない。世の中についてかなり学んだつもりでいても、視線も視座も視野も、こんな感じの状態にとどまってしまう。結論、学生時代に自分がやるべき仕事をイメージしながら会社や組織をベストチョイスすることは極めて難しい。だから、最初のキャリアとの出会いは事故でいい。そして10年後ベストチョイスにすればいい。
 それでも会社や組織を選ぶ際に気をつけたい事がある。それは早いうちから思いっきりバッターボックスにたたせてくれる会社かどうか。
最初に量をこなさなければ、仕事はできるようにならない。
 『一歩目ではとにかく手数を多く出すこと。量をこなさないと質は生まれない。量が臨界点を超えた時に初めて質に転化する。』

②【二歩目のキャリア】
  〜一歩目を軸足にして二歩目の足場を固める〜
 大事なのは、その2つのキャリアをかけ算すること。かけ算することによって、付加価値が生まれれば最高。
 例えば、社内異動であれば、「営業×営業企画」、「経理×財務」でも可。転職を伴うなら、デザイナーが自動車メーカーに入り、新たな希少チックなデザインの車を生み出すこともできるかもしれない。
こうして2つの仕事領域でそれぞれ1万時間の練習量を積めば、100分の1×100分の1=1万分の1の希少性をゲットできたことになる。
『10代20代のうちは思いっきり恥をかくべき。どんなに失敗しても、やり直しが利く。むしろ恥をたくさんかいて"経験値"を積み上げた方が良い。』
 30代から意識すべきは時間割の変更。
→自分の時間を買うこと。
例えば、普段の仕事帰りにバスを20分待ってそこからちんたら帰るのではなく、1,000円だしてタクシーに乗り、早々と帰るなどして時間を買う。これによってできた時間を有効に活かす。彼女と食事もできるし、もちろん読書にあてれたら理想的である。

③【三歩目のキャリア】
  〜三歩目をどこに踏み出すか〜
 三歩目の踏み出しの大きさは「キャリアの大三角形」の高さになるから、踏み出しが大きければ大きいほど三角形の面積が大きくなり、希少性も高まる。

(続き)
『肝心なことは、あまり計算せずにやってみること。』
行動主義、経験主義が一番大切。考えてからやるのではもう遅い。

その他重要なこと
「人脈」は特に大切。様々な分野の人と関係を築くこと。新しいつながりは、新しい気づきや価値をもたらす。これはお金では買えない財産になる。
面白そうなコミュニティがあれば飛び込んでいってもいいし、コミュニティを生み出すことができれば可能性はさらに広がる。
招く人の顔ぶれやテーマをちょっと工夫するだけでも素敵な出会いの場になる。

成功とは成功するまでやり続けること。
途中であきらめるから失敗と言われる。

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