【3選】自走する社員の育て方①~『課長2.0』を要約~
今日は、前田鎌利さんの新刊『課長2.0――リモートワーク時代の新しいマネージャーの思考法』に書かれている、「自走する社員の育て方」を3つ、紹介します。
1.チームを運営する上で絶対に欠かせない「インフラ」を整える
チームを運営する上で絶対に欠かせないインフラとは「信頼」である。
最低でも、この管理職の言うことには耳を傾けようと思ってもらえるような関係性。
管理職が人としてメンバーに受け入れられるということ。
この信頼関係が構築されない限りあらゆる働きかけは徒労に終わります。
と本書では書かれています。
信頼とは、関係性において最高レベル。
信用の積み重ね。期待を超える結果や対応の結果、もたらされるもの。
この信頼を得るために、まず最初にすべきは、
相手に裏切られることも織り込んで、メンバーを信頼すると決断すること
実際、著者の前田鎌利さんは新しくメンバーが出来ると、その方にこう言っていたそうです。
「皆さんは自分の家族だと思っています。」
これが最も端的に私は皆さんを信頼するということを伝えることがあると思うからです。
リモート環境だと、相手が本当に働いているか疑心暗鬼になりがち・・・。
それは相手に伝わり、相手も不信感を持ち・・・(悪循環へ・・・)
7つの習慣の「理解してから、理解される」ではないですが、まずこちらから「信頼する」ことが必要なのです。
誰もが承認されたい、貢献したいと願っている
万人が持っている「承認欲求」。
人生の優先順位が仕事よりもプライベートな「ライスワーク」の方でも、「承認欲求」はあります。
誰もが承認されたい、自分が所属している集団や社会に対して貢献することによって、自分の存在価値を認めてもらいたいと願っているのです。
この人は意欲がないと決めつけ、相手を見よう、知ろうと思わないから、社員は縮こまり、動けなくなってしまうのです。
本書にも次のように述べられています。
モチベーションが低い人は、他のメンバーから冷ややかな対応をされて孤立感を抱えているものです。そこに管理職が追い討ちをかけるようなことをすれば逆効果になります。
明日に続きます。
※このnoteは1記事1,000文字程度の短い記事を70日連続目標で更新しています。本日は4日目です。
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