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【本を要約】【普通のサラリーマンでもすごいチームと始められる レバレッジ起業「バーチャル社員」があなたを救う】

本日ご紹介する一冊は、創業15年目のIT起業の社長が実践してきた「バーチャル社員」活用の実践論+取材本。

【普通のサラリーマンでもすごいチームと始められる レバレッジ起業 「バーチャル社員」があなたを救う】

バーチャル社員といっても、ランサーズのような一般的なクラウドソーシング活用の話ではなく、ランサーズの新しい活用方法を含め、起業の新しい概念が手に入る良書でした。

また、本書には下記のような記載があります。

<今うつ等で社会人をお休みしている人たちの生産力を差し引くと、日本は北海道1つ分のGDP (国内総生産)が失われている状態だと言います。本州、九州、四国のみで日本は世界経済を戦っているのです。>

このお休みされている方をバーチャル社員として雇用しよう、が本書のコンセプト。個人的にはムーブメントになって欲しいと思わせるものでした。

それでは個人的に青線を引いた箇所の一部を引用します。

飛躍を導いた指導者は、三つの単純な真実を理解している。第一に、「何をすべきか」ではなく「誰を選ぶか」から始めれば、環境の変化に適応しやすくなる。人びとがバスに乗ったのは目的地が気に入ったからであれば、十キロほど走ったところで、行く先を変えなければならなくなった時、どうなるだろうか。当然、問題が起こる。だが、人々がバスに乗ったのは同乗者が気に入ったからであれば、行く先を変えるのは、はるかに簡単だ。「このバスに乗ったのは、素晴らしい人たちが乗っているからだ。行く先を変える方がうまくいくんだったら、そうしよう」。第二に、適切な人たちがバスに乗っているのであれば、動機付けの問題や管理の問題はほぼなくなる。適切な人材なら厳しく管理する必要はないし、やる気を出す必要もない。最高の実績を生み出そうとし、偉大なものを築き上げる動きにくわわろうとする意欲を各人が持っている。

結論から言うと、「バスの目的地」が決まっていて、そのために必要な人をバスに乗せたとしたら、それはいわゆる「外注」に当たるでしょう。そうではなくて、「この人と一緒にバスに乗りたい」から始まって、一緒に目的地に向かう人が「バーチャル社員」なのです。

「自分×バーチャル社員」を掛け合わせて事業を考える

小さな会社が成果を出すには、いわゆる「ニッチ市場」を狙っていくしかありません。(中略)これを見つける1つの方法は複数の要素を掛け合わせることです。一緒にバスに乗ってくれる「バーチャル社員」を見つけると、この掛け合わせが生まれます。「自分の好きなこと・得意なこと」と「バーチャル社員の好きなこと・得意なこと」と言う2つ、あるいはそれ以上の軸を掛け合わせると、「ニッチ市場」が見えやすくなるのです。

「自分の好きなこと、得意なこと」と「バーチャル社員の好きなこと・得意なこと」の掛け合わせで、まずはたくさんの小さな事業を立ち上げてみる。それが、「レバレッジ起業」のスタートです。

今うつ等で社会人をお休みしている人たちの生産力を差し引くと、日本は北海道1つ分のGDP (国内総生産)が失われている状態だと言います。今週、九州、四国のみで日本は世界経済を戦っているのです。(中略)近い将来の「日本の働き手不足」という問題は、彼らの持つ高いデジタルスキルが、1つの解決策となるのではないでしょうか。

バーチャル社員の探し方(中略)Twitterを見て、ダイレクトメールを送ったように、その人に直接連絡する方法(中略)リファラルリクルーティング

高収入を得られるかどうかは「プロ意識」にかかっている

callingは、ブラウザベースでも利用できる

Elopuaを使うことで、こうしたいわゆるOne to Oneのコミュケーションが手間なくできるようになる

株式投資型クラウドファウンディング(中略)FUNDINNO(ファンディーノ)

あなたの強み(中略)「相手の困りごと」✕「自分が苦にならずにできること」

狙うなら「導入期」のマーケット

バーチャル社員を活用した起業の概念から、バーチャル社員の探し方、バーチャル社員のマネジメント、バーチャル社員と働くためのITツール、新しい資金調達の方法まで、『レバレッジ起業』のやり方の全てを知ることができる一冊でした。

今、勤めている会社が副業OKだったら、すぐに実践したい内容です(笑)

サラリーマンだけでなく、経営者の方にもオススメの一冊です。

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