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ダイエットに必要なもの

 私がnoteを始めた切っ掛けが自分が思ったことの備忘録であるという性質上、誰かに向かって書くことを放棄している訳だが、そのせいで少々申し訳ない事態が生じている。それはつまり、何かのノウハウ的なメモ記事が時々あるからだ。
 ノウハウと言っても「人生の~」というようなものならまだしも、次の記事のようなものは、他人が読むことを前提とすればメンテナンスが必要と思われる。

 なぜここでこの過去記事を取り上げるかと言えば、この一年間で最も読んで頂いた方が多い記事だからだ。
 特定の機器やソフトウェアに依存した内容の場合、興味を抱いて実践しようとされても、時間が経過していると上手くいかないこともあるだろう。
 だから、本当にやってみたければ、他にも調べてみないといけなくなるはずだ。この記事を読んだだけでは完結しない。
 でもそこは、どうかご容赦願いたいのである。

 言い訳にしか聞こえないのを承知で言えば、私の記事を見れば誰でも出来るようになりますよというのを目指しているのではないし、そもそも私自身の備忘録として書き留めたものだ。
 だったら日記帳にでも書いておけということになるが、それだと少しもったいないというか、せっかくだから私が考えたり興味を持ったことを誰かがふと読んで、それを切っ掛けにご自身でも取り組むような機会になれば儲けものという考えなのである。

 ところで、上に取り上げた記事は、VRゴーグルの利用例といった風情のものだが、これが読まれているということは、巷では密かにVRが流行し始めているということなのだろうか。この記事が読まれ始めたは比較的最近なのである。
 Appleが出したVision Proという超高級品の影響もあるのかも知れない。あれはとても手が出ないが、Meta Questならと思う人がいるということか。そうだとすれば、さすがはAppleというか、その影響力はやはり計り知れないものがある。

 VR機器の用途は様々あれど、私個人的には運動目的で使用している時間が圧倒的に長い。恐らくそうした人は少なからずいて、その影響か、VRゴーグルで運動すればダイエット出来ると思う人を増やしてしまっているとしたら、これまた申し訳ない。

 念の為申し添えれば、ちょっとした興味だけであれば、VRゴーグルは買わない方が良い。VR機器は、買ってすぐに使わなくなっても全く後悔しないよ、という人だけが買って良い商品だ。というのも、テレビのようにスイッチを入れれば誰でも楽しめるというものではないし、スマホの様に「機能のほんの一部しか使いこなせてないよ、ハッハッハッ」と言いながらも使い続ける類のものではないからだ。
 つまり、その見た目通り、相当にマニアックなデバイスと思っておけば間違いはない。

 もうひとつ申し添えれば、VRで運動してダイエットということを目論んで、強い期待を持っている人も気をつけた方が良い。元も子もない言い方になるが、ダイエットというのは、出来る人はどんなやり方でも出来るが、出来ない人は何をやっても続かないものだ。なにせ痩せる努力ということ自体が本能に反した行動であって、そんなことが普通の人に続く訳がない。
 誰でも知っている通り、痩せるにはVR機器よりも、のっぴきならない理由の方が効果的なのだ。

おわり

(下の記事も漏れなくノーメンテンですが、ご容赦下さいませ)


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