⑨ 5個目の授業実践の在り方

画像1 5個目を指導する授業(4年下『世界にほこる和紙』)を説明します。「おわり(まとめ)」の「和紙には(洋紙にない)よさがある」は抽象度の高いものです。この「よさ」に含まれる抽象度の低いものが、「破れにくくて長持ちする」「自分の気持ちを表すのに適している」になります。マガジン『小学校の国語科の授業⑧説明文編(どう教えるのか) 』の記事⑥で示した『生き物は円柱形』の二つの「まとめ」である「速い」「強い」は「小まとめ」と言えます。この二つが含まれるような抽象度の高い「大まとめ」は「有利なところがある」となります。

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