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理想はほろよい

先日、オンラインで毎週遊んでいるゲーム仲間とお酒を飲みながら遊んでいた時、その中の1人が突然よっぱらい始めた。

顔も合わせていないのにわかるハイテンション。あまりに突然だったので「めちゃくちゃよっぱらってるじゃん」と笑いながら指摘すると、本人はあまり自覚がない。

「だって今飲んでるのほろよいなのに」
俺のポテンシャルはそんなものだったのか、と信じられない様子だった。

最近アルコールの%が低いものが増えているように思う。その中で3%のアルコール飲料として今や定番商品となった「ほろよい」は、バリュエーションの多さが魅力だ。シーズンに合った豊富なフレーバーとポップな缶のデザイン。
スーパーに並んでいると目につき、つい気になってしまう。

noteに書くにあたりHPも見に行ってみたのだが、とにかくかわいい。
紹介したいほどにかわいいので、ぜひ見てほしい。可能であればパソコン画面で見ることをおすすめする。ふよふよと浮かぶ商品イラストのインパクトが強く、ひとつひとつ見てしまう。
それから「#ほろよいでちょうどいい」というワードのセンス。

マーケティング視点だと飲みながら長々話し合いたいところばかりなのだが、ここでは簡単に話すとする。
私の知る限り「ほろよい」は、ぱっと見た時に感じるターゲットであろう若者や女性だけではなく、幅広い人たちに選ばれているように思う。
なぜなら連日朝早くから忙しく働く社会人や、あまりお酒に強くない人たちは若者や女性だけではないし、お酒というのは理由があろうとなかろうと翌日には残したくないからだ。
たとえば明日も仕事だけど自分を労いたいとき、旅先でちょっといい気分になりたい時など、安心して飲める「強すぎずよっぱらい過ぎないお酒」というのは、必要とされるシーンが意外と多いのではないだろうか。

それにしてもほろよいというのはいい言葉だ。しっかりと飲みたい日以外は私もほろよい程度に留めることを目標としている。と言いつつうまくいかないことも多いが。

お酒において「ちょうどいい」というのは調整がなかなか難しい。自分のアルコールへの耐性を把握しておかないといけないし、その日のコンディションによっても具合が違う。飲むとちょっと気分が良くなってしまって、ついもう少し、となってしまうのが多いパターンだ。

私が思うに「もう1杯(もしくはもう1本)飲もうかな」は大抵飲まないほうがいい。経験上「あの最後の1杯が余計だった。あれさえなければ完璧だった」ということが多い。

そうか、閃いた。私にとっては3%は物足りなく、普段は買わなかった「ほろよい」。もしかしたらそんな時の最後の1本にいいのではないか。もうちょっとなんだよなという時のダメ押し。
強いお酒で最後まで飲むよりも体にも優しそうじゃないか。それになんだか考え始めると楽しくなってきた。さっきHPで見ていた新作の期間限定「甘夏」おいしそうだったな。よし、スーパーへ出かけよう。

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