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今週もよしなに#16

〜今週の作り置き〜

鶏肉のトマト煮
コールスロー
塩オクラ
こんにゃくの炒り煮
塩茹でブロッコリー
ちゃんちゃん焼き


お米

米が店頭から消えた。それっぽいワードを拾うと、『令和の米騒動』だそうだ。

母の実家が米の産地なこともあり、我が家は定期的にまとまった量のお米を送ってもらっている。ゆえに日頃から米売り場に近寄ることもなく、この騒動のリアリティを感じ出したのは実はかなり最近になってから。

身近な知人からも「米どうしてる?」と、これまで聞かれたこともない質問をされるようになり、そんなに大変な事態なのかと気づいた。

お米が買えないなんて、この日本でそんなことがあるとは。

少し前に私がいつもプレイしているゲーム、スプラトゥーンで定期開催されているイベントの中に「おなかいっぱい食べるなら?パンorごはんorパスタ」というお題が掲げられていたことがあった。

問われていざ真剣に考えてみると、どれも魅力的だけど私はやっぱりごはんかなぁと思った。パンやパスタは毎日毎食だと「うーん他のものが食べたい」と思いそうだけど、ごはんは毎日でもきっと飽きない。

実際にそれを実感した体験もある。以前2泊3日で福岡に旅行に出かけたときのこと。現地らしいものが食べたいと、ラーメン、ちゃんぽん、もつ鍋とあれやこれや食べていたら、結果的に旅行中ほぼまったくごはんを食べていなかった。

そのときは気分が高まっていたし、それぞれがおいしいものばかりだったので何も思わなかったのだけど、帰ってひと息つくと突然思った。

「ごはんが…食べたい」

疲れた体を起こし、冷凍しているごはんを掴んで、いつも食べる2倍くらいの量を解凍。TKGにして一心不乱にかきこんだ。欠乏していた何かが体に染み渡っていき、ごはんは想像以上に私の体が当たり前としていたのだと気づいた。

食も多様化しているとはいえ、日本人にとって主食のお米が食べられないっていうのはやっぱり悲しい。何もなくても感謝しなければならないけれど、食べられなくなるかもしれないと思うと、その大切さに改めて気が付く。

名探偵コナンの映画『天国へのカウントダウン』で元太が言っていた言葉が、今とても刺さる。

炊いたお釜にも、お茶碗にも、1粒も残さずに。ありがたく食べよう。

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