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3年ぶりの梅仕事

2021年に作った梅酒が残り少なくなってきた。

前回が梅仕事デビューだったけれど、自分でつけた梅酒は本当においしくて感動の味。大切に大切に飲んでいたとはいえ、もう3年も経ったのね。

毎年つけて年ごとの出来を楽しむのもいいなぁと思うものの、うちにはあまりスペースがない。瓶1つを入れ替える形で作ろうと思っていたので、今年が頃合いだ。

2021年には私は愛知に住んでいた。だけど今は大阪在住。つまり、梅の産地である和歌山がぐんと近くなった。これは和歌山まで買いに!と思ったのだけど、どうもタイミングが悪くて行けそうにない。結局近くの産直で買ってきた。

梅酒は未熟な青梅でつけるのが一般的。しかし、買ってきた日に時間がなく、2日も梅ちゃんズを寝かせてしまった。いざと思って袋に手を伸ばすと、もう熟して黄色くなってきてしまった梅、梅。見習いたいほどに意識の高い成長スピード。

どうにもこうにも思い通りにいっていない。だけどスマホで調べてみれば、完熟梅の梅酒もナシではないらしい。それはそれでどんな味になるのか試してみるのも一興なのでは?と、気を取り直した。

始める前は梅仕事というとすごく大それているし、なんだか難しそうと思っていた。だけどやってみると案外簡単。そりゃぁ買った方が早いけど、自分が手塩にかけたお酒は何割増か幸せ成分が足されていてウマい。

残った梅酒を小瓶に移して、瓶を洗ってから煮沸する。今度は梅を洗って、布巾で水気を取りながら、爪楊枝を使ってヘタをポコっと取る。

1つ1つ優しくやるこの作業だけはちょっと大変だけど、これが終われば瓶に梅、氷砂糖、梅、氷砂糖と層にしていって、ホワイトリカーを流し込むだけ。

梅も氷砂糖もホワイトリカーもこの時期はちょうどいい量でひとところにまとめて販売してくれているから、買うのも作るのも手軽だ。

焼酎やブランデーでつけると違った風味を楽しめるらしい。次回覚えていたらそっちを試してみてもいいな。

左の小瓶が3年前の梅酒。蜂蜜みたいな琥珀色がきれい。だけどつけたての梅もなんだか金平糖みたいで、光も反射してきれいだ。見える場所に置いてずっと見ていたいところだけど、光の当たらない戸棚へしまう。

3年前はひとり暮らしの家で作って、できあがったときにもひとりで「なにこれ!うまー!」と騒いでいた。

これが琥珀色になる頃、今度は夫と一緒にこの家で楽しめるといい。

完熟梅の梅酒、おいしく飲めますように。

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