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強制的に訪れた世代交代

情報システム部門の世代交代問題


システム部門の責任者である私が2022年で定年を迎えたもののコロナ渦の事情などがあって定年後も管理職を継続していた。社内で後継に引き継ぐか、外部から人材を採用するかの結論が出なかったが、2023年6月に私がステージ4の癌を罹患したことにより、会社も私も後者の社内での後継を選択せざる得なくなった。6月から2か月間、最初は病棟からメールで後継者候補の部下に連絡を取っていたが、世代交代するためには必須情報を引き次いであとは一切連絡を絶って任せることが部門責任者の引継ぎには最善と判断しシステム部門のSlackを眺めながら余計な口出しは我慢して癌治療に専念している。

色々なものがくつがえった

要介護の認定を受けて自宅を整備しリモートワークができる体制を整えた。移動はバスでしか出来なくなり、行動範囲が制限されることをネットスーパーやECの活用で補い、今まで未経験だったフリマアプリで今後使うあてのない趣味の持ち物をせっせと売却中している。

2024年の変化に向けて

仕事を離れて入院や自宅治療をすることによって考える時間ででき、現在進行形ですすむ世の中の大きな変化をより感じるようになった。ChatGPTの出現によってGoogle検索が握っていた広告市場はゲームチェンジが起こってしまったので、自社のマーケティングも見直さなければならない。しかしながら社内にネットを使ったこれまで経験したことのない広告宣伝の企画を行う人材は乏しいし、外部からの採用は望み薄だ。復帰の目途はいまだ立っていないが、店舗でのDXと先のゲームチェンジを加味して何ができるのか考えていこう。

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