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情報システム課と稟議書

事務仕事で一番面倒でしんどいのが稟議書を書くことだと言う方は多いのではないだろうか。情報システム課として起案する稟議書といえば、全社のセキュリティ機器、サーバ類、部署をまたぐような大きな業務システムなどがあるが、2~3社の相見積もりを取って条件を合わせることも面倒なれば、条件が合わない時に高価な方を購入する理由の資料をまとめるのも、これまた面倒だ。部長以上の役職では決済することは多いだろけど、稟議書を起案することはそんなに多くないだろう。技術的な内容が絡んでくると情報システム課で稟議書を書きまくるのは管理職ということになってしまう。

大きなシステムはたいてい5年から10年の長期間使用する。5年前の稟議書の時はどーだったとか、どうしてこの価格だったのかと調べるのも大変。大体5年もたつと決裁者が変わっていたりして、なんでこんな価格になったんだと言われても当時はそれで決済もらったんだから仕方がない。

パソコンや通信機器などのレベルなら最終決済者は情報システム課の管理職になってくる。それより上位へ稟議がまわる7桁以上の決済でもシステム関連は情報システム課の人間でないとなかなか判断が出来ないので、実質決済しているようなものだ。

プログラマー出身者としては仕様書を書いたり、設計をしたりするのが本当は面白いのだが、管理職になると稟議書や申込書ばかりに書いているのが何とも苦痛である。


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