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コロナ渦での就労

2020年からのコロナ蔓延までは外食業界は慢性的人手不足であり、業界は外国人労働者に頼ったやりくりをしていました。そして、コロナ渦の現在では外国人就労は減少し就労先に減った日本人の採用が復活してきています。しかし以前と違うのは、いくら就労先が少なくとも労働時間や休日などの就労条件の優先度が一番高くなり、無理な勤務体制ではすぐに離職を招くようになっていると感じます。

実際に私の会社の別部署では新規事業において、物販と物流の勤務形態の違いから人員の異動がうまくいかず、離職者を出してしまって苦戦している状態です。また製造部門では、現在は緩和したものの、労働時間の問題で労基から睨まれているみたいです。

2025年のDXの崖によって、中小企業であってもITによる事業転換によって労働生産性を上げて、国が求めている就労条件をクリアする必要に迫られています。これが出来ないと、先にように現実問題として離職が起こってしまって「就職難なのに人手不足」ということが現実のものとなりつつあります。私が想像するのは、これについていけない中小企業が廃業していって、2025年以降に大就職難時代がやってくるのではないかという懸念です。

これから、会社に勤めることが叶わず、個人事業者(フリーランス)として大多数の人が働らかざる得ない時代になるとしたら、会社に就職するすることが当たり前だった世代も意識を変えていく必要ですあります。

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