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楽しんじゃう力(ブルーピリオドを見て)

最近、ブルーピリオドという漫画にハマっている。高校生が好きなこと(美術)を見つけ、自分の人間性(絵)と向き合いながらひとりの芸術家としてひとりの人間として成長していく物語になっている。
この漫画の中の第14筆目『楽しんじゃう力』これを見て考えさせられた。とても真面目な主人公は絵の先生に『楽しんじゃう力』がないと指摘される。確かにこの主人公が友達と遊んでいた時、大学受験の勉強をしていた時どこか義務感が感じられた。(本当の意味で楽しめていない感じ)。八方美人で表面的。それゆえに自分を表現しない。主張を止める。主張がないから代替可能な存在となる。そしてそんな自分にどこか嫌気がさしていて、自分を見つけたいと思っている。そんな主人公に自分を重ねた。
主人公は自分で楽しんで行ったことが否定されて立てなくなることを恐れて楽しむことを拒んでいる。八方美人で自分がないからこそ自分の中に相対的な自分しかない。だから、絶対的な自分を作ることを恐れている。絶対的な自分を作るためにはどうするべきなのか。3つのステップがあると思った。色々な体験をする。自分の好きや楽しいを知る。主体的に巻き込むこと(自分の好きを共有する)。
主人公はさまざまな絵を描いた。自分の好きな風景のデッサン。美術館へ行ってみる。同級生の絵に触れてみる、、、これを続けることで好きな絵、伝えたいことなど主人公は知ることができた。では、自分は日常生活の中でどのように転用できるのだろうか。抽象化すると感情に素直になり詳細に理解をすることだと思う。例えば、友達と遊んでいて楽しいという感情が芽生えたとしよう。友達とどういう遊びをしたからなのか、どういう友達と遊んだからなのか楽しいという感情がどこからきたものなのかを知ることができればその感情が働くように動くことができれば幸せだろうし、自分が目指すものと差があるのであれば対処ができる。
自分の感情を記録していこうと思う。項目は自分の感情と原因と転用の3つでやってみたいと思ったが、記録するのめんどくさいな。それなら、会話がいいだろう。会話することで自分のストレス発散にもなるし、めんどくさくないし、自分の特性に気づくきっかけにもなる。
次に好きを共有していくといいと思った。これは良くない考えかも知れないが、現状相手の土壌で楽しめないなら自分の土壌に巻き込むしかない。多分自分の土壌に巻き込むことができるようになって初めて他の人が楽しいと思っていることに心の底から共感できるようになるんじゃないか。なぜなら、自分も共有できていて満足している状態だから。ただ、もう社会人だ。ただ自分の好きを押し付けるのは違うと思う。だから、好きを共有するという言葉を使った。相手にも好きになってもらえるように努力するんだ。
自分を知って自分を共有していくことが本当の意味で楽しむ第一歩だと思う。
今日私は能力を追い求めたときの幸せよりも人と過ごして得られる幸せの方が強く感じると知った。
これを続けて自分で上記に書いたことを実践していこうと思う。その結果はまた記事にしようと思います。

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